吉照庵(岐阜) 冬のそば旅 名古屋・岐阜④ せいろ、煮込みそば、美濃地酒♪
胡蝶庵を出て、市内ループバスに乗り、停留所「鵜飼屋」で降りる。
目の前に長良川が広がる。夏だったら、1300年もの歴史を持つ鵜飼で賑わうのだろう。
標高329mの金華山のいただきに、ポツンと見えるのは岐阜城。
この城は、鎌倉時代に砦が築かれたのが始まりという。
戦国時代は斎藤道三と織田信長の権力争いの舞台となった。
これからあのお城に登ります。
長良橋を渡り、岐阜公園へ、名所を見ながら歩く。
ぎふ金華山ロープウェーに乗る。絶景で~す。
ロープウェーを降りても、急な山道が続く。
途中いくつか登山道があるらしく、ふもとからのハイカーのグループとすれ違う。
名古屋城と違い、高地にあるこの城の石垣は小さく、赤茶けた色合い。
ここまで運ぶのも大変ですよね。
1956年に復元された城は1~3階が史料展示室、4階の天守閣が展望台になっている。
もちろん登る。
360度ぐるっと見渡せる展望台は圧巻。上まで登る観光客ははほとんどいない。
北風が強い。先ほど見上げた場所、長良川の橋が見えます。足がすくみます~。
夏は(時期限定)夜景も楽しめるそうです。
金華山を下り、2時過ぎ。間に合えば、もう一か所行きたかったお蕎麦屋さんがある。
諦め半分で電話すると「3時までに入っていただけば大丈夫です。」とうれしい応対。
あと約30分。「急いで行きます!」
バスは乗らずにナビを頼りにまっしぐら。
岐阜大仏で有名な正法寺、稲葉神社、風情ある街並みを足早(駆け足で?)に通りすぎる。
美濃そば 吉照庵
15分前に到着~。良かった~。
こちらは胡蝶庵と胡桃亭の店主の修行先でもある。
旅の最後に、出来れば訪れておきたかった。
平日の観光客もほとんどいない昼下がり。
店内はテーブル席中心、静かで落ち着いた雰囲気。
電話でも丁寧に対応してくださった花番さん(女将さん?)が、にこやかに迎えてくれる。
席の後ろには、蕎麦つゆかえしが寝かせてある。
一品料理・季節の逸品料理・夜のみの料理
時間が無いので、気になった地元ならではの一品だけお願いする。
蕎麦 冷物・温物
稲荷寿司 一個100円 そばの実入り/数量限定もいただいてみたかったが、
次回の楽しみにしましょう。
今回はせいろをお願いする。
飲物
美濃銘酒として7銘柄も揃っている
燗付 美濃菊。
冷酒には6銘柄。
地元のお酒に絞り込んでいるのがうれしい。
今日は時間が無いけど、岐阜の銘酒の飲み比べ、次回じっくり楽しみたいわ♪
逸品料理(壁)
季節限定 鴨そばすき鍋(夜のみ)もきっと美味しいんでしょうね~。
この壁のメニューは全部いただいてみたいけど、せっかくの名古屋・岐阜の旅。
煮込みそば、ぜひいただいてみましょう。
燗付 美濃菊 純米酒 稲穂の心 (養老町) 600円
やや辛口、燗映えのするいいお酒。呑むほどに甘みをじわり感じます。
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