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楽しいオプショナルツアーの後はお待ちかねの打ち上げです。
初訪問の胡桃亭。矢板から大田原へ向かう街道沿いに建つ一軒家。駐車場も広めで、店内も広めでゆったりしている。
店主村上秀幸さんは、吉照庵(岐阜)時代に、兄弟子である胡蝶庵の仙波浩さんと一緒に、超粗挽き粉での生粉打ちという、特別な打ち方を研究された。料理の修行を終え、この西那須野に創業されたとのこと。自家製粉で、つなぎも熱湯も使わず水だけでつなげる超粗挽き蕎麦がいただけるという。
↓(店内に並ぶお酒のラインナップ。)
今回の蕎麦・料理はすべて、胡桃亭 店主 村上さんが用意していただけるとのこと。

店内の大テーブルには今回の「主役」が到着している。
これは馬頭の常陸秋そば丸抜き。
今回なんと蕎麦も打てないのについ5kgも購入してしまう!!
(お蕎麦にしてくれる方。募集中♪)

壮観なのは、本日の打ち上げ用のお酒たち。
口開けされ出番を待っています。楽しみ~。
入口手前がテーブル席、奥にこんな広い和室があります。
本日26名(?)、宿泊組もいます。

まずは古川先生より乾杯のご挨拶。
本日は2部構成。
1部:馬頭と芳賀の蕎麦食べ比べ。
2部:宴会
皆さん蕎麦との対面を心待ちにしてましたからね。
先にいただけるとは、ありがたい配慮です。

芳賀産のそばがき
やわらかな若草色のそばがきからは、ふくよかな素晴しい蕎麦の香りがぷんぷん。
これがあの畑で育った蕎麦か!!お日様の香りさえしそうな香ばしさ。
箸を入れるとふんわり柔らかい。
一口いただくと、痺れるほどの極上の味わい。
クリーミーで舌の上でざらりと溶けていく。
贔屓目に見てじゃなく、今までいただいたそばがきの中で一番かも。

芳賀産 蕎麦
やはり若草色。見ただけで、ゴクリ。
そばがきほどではないがやはりぷんぷんと蕎麦の素晴しい香り。

すごい粗挽き!!
一口いただくと、身悶えもの。
豊かな穀物の旨味、甘みがとにかくすごい。
何もつけないで半分味わってしまうが、
濃い目で旨味しっかりの汁に少しつけると、さらに美味しさ倍増。

馬頭産 蕎麦
若草色に白い粒々がびっちりの超~粗挽き。
一口いただくとさらに驚く。こんな蕎麦初めて・・・。
芳賀産も素晴しいが、これはさらに上級品。
ざらり、噛むと甘さと旨味がじんわり舌に広がる。
馬頭の立地も、蕎麦栽培に非常に適していたのだろう。
今回が最後なんて、残念すぎる。
温そば 馬頭と芳賀のミックス
汁がいい~。滋味深い洗練された出汁。
2つの畑の蕎麦のミックスとはまたうれしい。
引き締った蕎麦にじんわり味が浸みて、もっちっとした豊かな味わいが広がる。
村上店主の素晴らしい技と、手刈り天日干しの芳賀&馬頭の素晴らしいコラボレーション。堪能しました。
ちょっと参加しただけなのに、こんな幸福味わっていいの~?
まず、1部無事終了。ごちそうさまでした。
次は怒涛の2部、宴会編へ続く~♪
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