平日の午後所要があり、連れに合わせてお休みを取った。(いつも休んでばかりだなんて、言わないでね(^^;)地下鉄赤坂駅改札で待ち合わせ、向かったのは、赤坂通りに並行する、一本奥の裏通り。TBSの新社屋がほど近い、室町砂場 赤坂店。
室町砂場の支店(本店は日本橋)として、東京オリンピックの年に店を構えられずっと老舗の味を守り続けている。天もり(ざる)の発祥地としても有名だ。
昨年11月まで耐震工事で移転されて営業されていたとのこと。少し心配していたが、古い写真と比べてもほとんど変化がない。
木造2階建て数寄屋造り。気品のある佇まいに、少し真新しさが漂う。
「いらっしゃい~」花番独特の言い回しがまず響く。きびきびとしなやかに迎えられ、
横に細長い店内のテーブル席を通り、小上がりを案内してくれる。
平日の午後1時をまわる頃、ほぼ満席。
お酒をいただいている方が多い。お隣は熟年のカップル。アナウンサーらしき方もいる。場所柄客層は業界の方や政治家も多そう。
店内は壁・三和土などリニューアルして新しいが、柱やふすま、調度品はそのまま使われているらしく、老舗蕎麦屋の雰囲気を大切に引き継いでいるのがわかる。
お品書きをみると、非常にシンプル。
御酒(菊正宗)のみ。ビールは大瓶(キリン)、小瓶(サッポロ)の2サイズ。
熱燗をお猪口2つでお願いすると、
「熱燗一本、お二人さん」
通し言葉に、ニヤリとしてしまう。
菊正宗 700円
お通し 煮浅利

お品書き
蕎麦屋ならではのシンプルな一品が並ぶ。(鳥わさは無くなっている)
値段もまあまあ、そんなに高くはない。そばがきはサイズも選べる。
大好きな小田巻蒸しもある♪20分なら大丈夫、余裕で待てます。
まずは先に注文。

季節ならではの品は壁に貼られている。あられそばはいい値段。
筍も出始めている。(はしらわさびってなんだろ?)
玉子焼き 650円
焼き色しっかり、食べやすく2つに切られている。
出汁たっぷり甘~いのだが、辛いおろしと一緒にいただくと、ちょうど良い。
最近のコメント