
荒木町でお酒を呑む機会なんて、めったに無い。
その昔、古民家風のイタリアンで昼間にしこたまワインをいただいたことがあったかな(^^;
四谷 荒木町 「居酒屋 純ちゃん」
毎朝築地から仕入れてくるという新鮮な魚料理と、美味しい日本酒が楽しめる、予約がなかなか取れない人気の居酒屋。
蕎麦友(呑友?)さんからのうれしいお誘いで、3月初めの金曜日の夜、『初純ちゃん』となりました。仕事が残業になり、あわてて10分遅刻で駆けつける。
暖簾の前には、本日貸切の看板。
一人営業スタイルの純ちゃんは完全予約制。
カウンター8名、お座敷席8名の小さなお店。入るとほぼ満席状態。
カウンター席にお友達と3人並んでスタート。なんと調理する純ちゃんの真ん前。緊張します。
お店はお一人で対応されているので、いくつかのルールがある。
料理はコースのみ。瓶ビール(プレミアムモルツ)を含めた日本酒は25種類呑み放題(一部限定の銘柄あり)で、時間は3時間半。

その日のお品書きから、いただいてみたいお酒をどんどんリクエスト。
冷蔵庫から取り出した一升瓶は、料理のお皿とともに、カウンター席から座敷席へと、お客さん同士で手渡され、また戻すというシステム。
小さな店内なので、知らないお客さんとも、「これ呑みましたか?」「これいいですよ~♪」なんて、一升瓶渡しながら仲良くなれるのが楽しい。最後には席を移動したり、立ち話したりと、いい雰囲気。
唯一呑み放題ではなかったのが『十四代 角新純米 中取り 無濾過生原』。
これだけは片口に注がれて人数分が配られます。

いただいたことがないお酒が半分以上。
ついついいつもお燗が美味しい同じ銘柄ばかり選んでしまっていたが、自分にも大きな変化が・・・
さまざまな日本酒を味わってみたい。いろいろ知りたい。
温度帯には拘らずに、そのお酒の個性を楽しみたい、と思うようになってきた。(これは中清さんのお陰かな?)
各自に用意されているお猪口は3つ。
25種類まともにいただいたらやばいよね。量を調整してまずは『4分の1』ずつ。
これは!というお酒は『並々』注ぎ、メリハリをつけて楽しみました。
お燗は、ポットと小さな燗付け器があり楽しめますが、この日はほとんど冷酒~常温のまま。
いくつか好きなお酒を見つけることができたのは収穫でした。和田龍・蒼空・君盃が、お初のお気に入り。
【いただいたお料理】
牡丹海老
飯蛸の煮付け(タコまんま入り♪)
白魚の刺身
平貝の炙り刺
釜揚げほたるいか
長崎産アスパラガスの昆布締め 藻塩添
メバルの塩焼き
金目のしゃぶしゃぶ 若布と九条葱 &おじや
〆はTKG (土鍋炊きミルキークイーン 奥久慈の卵)
どれも抜群の鮮度と美味さ!!
あっという間の3時間半でした。
あとは写真↓でお楽しみ下さい。
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