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日本酒

2020年1月 1日 (水)

野あえ(石神井公園)2019年大晦日残念ながら閉店 最後の年越し蕎麦とランチの思い出

    

2019年、あっという間に終わってしまった。

ブログにはなかなか(ほとんど)アップできなかったが、

たくさんの蕎麦と出会い、そして別れもあった。

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別れの中で一番悲しかったのは12月31日の野あえの閉店。

2012年4月にオープンし、地元ということもあって蕎麦栽培にかかわってきたり、

約7年間、数か月に1度は少なくとも通っただろうか。

 

2015年からは連続でミシェランのビフグルマンに選ばれていたけど、

店主山越さんは淡々と営業していた。

素材の味を活かした繊細な野菜料理、風味を引き出した蕎麦、野趣あふれる熟成蕎麦など

独特の世界で魅了させてくれ、飽きることがなかった。

またここ数年は週替わりのランチが充実。

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毎週通いつめたいほど、楽しみにしていたのに。

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あれは忘れもしない平成最後の日、店主から閉店のことを知らされた。

ショックはとても大きかった。

ただ、同時にお店を引き継ぎたいという希望もあらわれた。

野あえやエン座、手打ちうどん長谷川でずっと働いていた菊池君だった。

それからは店主の下であっという間の半年間。

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どうなるかと思ったけど、大晦日の最後にいただいた蕎麦はもう菊池君の打った蕎麦だったんだね。

しっかり引き継いだね。

さようなら、「蕎麦に銘酒 野あえ」。思い出いっぱいの7年間に感謝。

そしてこんにちわ、「蕎麦と酒処 きくち」(2020年1月10日オープン)。

 

 

 

2019年11月23日 (土)

初訪問 蕎麦前ながえ、(尾山台)最強の蕎麦前が楽しめる、ご夫婦で営む小さな蕎麦屋。

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2017年にオープンして以来、ずっと伺いたかった「蕎麦前ながえ、」。

9月の終わりの土曜日、

「等々力渓谷散策と蕎麦前ながえ、」素敵なイベントに参加させていただき

念願の初訪問となりました。

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モダンな店構えの店内は照明もやさしく、落ち着いた雰囲気。

窓際のテーブル席とカウンター席の14席を、ご夫婦2人で対応している。

店内はコンパクトながらも工夫されている。

厨房からは客席をひととおり見渡せそう。50種類ぐらいのお酒の品揃えは、

棚と冷蔵庫にわかりやすく並べられて、出し入れしやすいようになっている。

特にいいなと思ったのは、カウンター。まず幅が広く、席の間隔もゆったりしている。

カウンターの手前は大きなテーブルになっていて、4~5人で向かい合って座ることもできる。

小グループにもお一人様にも使い勝手が良さそう。

 

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たくさん歩いたので、のどカラカラ。

まずはエビスの瓶ビールで乾杯。

蕎麦前盛合せ

これはうれしい。じっくり呑めますね。

焼き味噌、板わさ、フルーツトマト、落花生おおまさり、鴨みそ、山葵の茎の醤油漬など、どれも美味い。

特に鯖の燻製が熟成の生ハムのよう。おかわりしたかった♪

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2019年11月16日 (土)

2019年夏の旅③鶴岡・酒田 蕎麦編 生石 大松家(酒田)蕎麦切りと麦切り

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                        (生石 大松家 茅葺きの門)

  

山形庄内の旅最終日。午前中は酒田市内を観光。酒田が初めての娘と山居倉庫へ。

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お土産をいっぱい購入し、土門拳記念館へ。

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ここがとても良かった。

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伺った時は 「生誕110年 鬼が撮った日本」の会期中。

(2019年9月23日までで終了)

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記念館には酒田市出身の写真家土門拳氏が生涯で撮影した

約7万点の作品が収蔵されている。

その内写真作品121点、絵18点、書18点が今回公開されており、

その気迫ある数々の作品に圧倒された。

 

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ここを訪れるために、また酒田に来たいと思う。

 

さて、旅の最後の昼。やっと蕎麦屋である。

定休日や移動時間、それぞれの好みもあり、家族旅行での蕎麦屋巡りは難しい。

帰りの時間と交通手段がうまいこと合い、酒田近郊の行きたかった蕎麦屋を予約できた。

 

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酒田から車で20分はかかっただろうか。

のどかな田園風景の先に、そばの幟が見えてくる。

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生石 大松家(おいし おおまつや)

築170年という大きな古民家で囲炉裏焼きと板そばがいただける。

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囲炉裏のある広い玄関土間。

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「平田産のきゅうりです。ご自由にお召し上がりください。」

味噌の添えられた新鮮なきゅうりとお漬物がうれしい。

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2019年夏の旅② 鶴岡・酒田 「庄内の海の幸、山の幸を中心に酒と蕎麦も楽しむ」

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                              (丸池様)

山形旅行2日目は名水を求めて湧水ドライブ。

山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山の山麓を巡りました。

直径20m、水深3.5m、湧水のみを水源とする神秘的な池。

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                              (牛渡川)

湧水の流れる牛渡川にはバイカモが咲く。

 

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                             (十六羅漢岩)

今回は鳥海ブルーラインは登らずに、日本海側をドライブ。

巨岩に彫られた21体の石仏群を見ることができます。

 

その途中で立ち寄った「道の駅 鳥海 ふらっと」

海産物が充実した産直所。食堂、ラーメンも充実。

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鮮魚直売所。

残念ながら岩牡蠣の季節には少し遅かったけど、

銀カレイを焼く香ばしい香りに誘われ、軽い食事タイム。

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身がふっくらしてメチャウマ。(ご飯のセットも頼めます。)

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だだちゃ豆ソフト。

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2019年9月14日 (土)

2019年夏の旅① 鶴岡・酒田 「庄内の海の幸、山の幸を中心に酒と蕎麦も楽しむ」

ご無沙汰致しております。

冬の旅をアップして以来、しばらくPCから遠ざかっていました。

そば活も週1回ぐらい。酒量もかなり?オトナシクなりました。

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                        (写真 いなほの車窓から)

さて8月恒例の夏旅行は、山形の鶴岡・酒田。

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4年前に初めて訪れて以来、その食の魅力にはまりました。

今回は娘を連れて家族3人、レール&レンタカー。2泊3日の楽しい旅でした。

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鶴岡到着したら、まずはお昼ごはん。

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地元ネタが評判の金太郎寿司で軽~く腹ごしらえ。

旬の魚が安くて美味しい!

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 そのあと向かったのは、鶴岡市立 加茂水族館。

ここがとても楽しかった。

クラゲの展示数世界一を誇るこの館は見どころがいっぱい!

クラゲの栽培コーナーのお兄さんの解説で理解を深めてから、

50種類以上のクラゲと向き合うのもおすすめ。

庄内の川の魚、海の魚も豊富、アシカショーもかわいいし、レストランも充実。

半日はたっぷり楽しめます。

その日の宿は湯田川温泉つかさや旅館。(前回記事

小さな温泉街ですが、その豊富な湯量と泉質も魅力。外湯も内湯も源泉かけ流しの湯。

旅の疲れを取り、部屋でいただける生ビールは格別の味。

夕飯は地酒とともに楽しみました。

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2019年4月14日 (日)

2019年冬の京都 蕎麦と酒の旅「酒蔵編」 酒蔵barえん(藤岡酒造)蒼空のみ比べ

今回出会った京都の美味しいお酒。澤屋まつもと、蒼空、玉川などなど。

そのうち2つの蔵が伏見の徒歩圏に点在していることがわかった。

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深草いまふくさんで蕎麦と酒を楽しんだ帰り、せっかくなので蔵をのぞいてみたいと足をのばす。

伏見桃山駅で降り、商店街を抜け広めの静かな道路を蔵を探して進むと、

うっかり通りすぎてしまったようだ。

看板も無いし~(^^;)。

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良く良く見ると、小さな酒林がある!

その下をくぐってのぞいてみると…

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藤岡酒造

奥にありました。

日差しが透けて、ステンドグラスがモダンな雰囲気。

右手に入口がある。営業しているようだ。

おそるおそる入ってみる…

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2019年3月26日 (火)

ろうじな(京都)2019年冬の京都 蕎麦と酒の旅

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京都で出会った蕎麦 
冬限定 冬のはりそば(あたたかいすだちそば)1100円

 


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京都の旅そば 最終日のお昼はこちらへ
蕎麦 ろうじな
店名はロシア語の「故郷」
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落ち着いた雰囲気の店内。平日の昼でもカウンターは満席だったが、
厨房横にある、奥のテーブル席が空いていて、待たずに腰を下ろす。
お昼のおきまり(1300円)もいただきたかったが、
せっかくなのでアラカルトを2人でいくつかお願いする。

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2019年3月25日 (月)

いまふく(京都)2019年冬の京都 蕎麦と酒の旅

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京都で出会った蕎麦
 広島 神石高原天空そば 黒粗 手挽き 熟成5日目
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平等院 鳳凰堂
京都2日目は早朝にホテルを出発して、宇治方面へ。 
平等院は鳳凰堂の拝観と鳳翔館もじっくり観賞。
52躯の雲中供養菩薩像に圧倒される。
お抹茶と団子を味わい、宇治から京阪で伏見へ。向かったのは‥‥。
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手打ちそば いまふく (伏見区深草)
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今日のお蕎麦
細挽き
黒粗
粗びき
蕎麦の挽き方を4種類に分けてます。
年度もさまざま、手挽きもあるのはうれしい。
店主とは栃木那須烏山の蕎麦栽培(八溝在来)で昨年初めてお会いして、
お店に伺える日を楽しみにしていた。

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2019年3月24日 (日)

にこら(京都)2019年冬の京都 蕎麦と酒の旅 

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京都で出会った蕎麦 
聖護院かぶら蒸しのそば(海老・百合根・木耳) 1540円
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お蕎麦とお酒をもとめて2月終わりに京都へ小旅行を計画。
早朝に東京を出発。まず向かったのは北野天満宮。
2月25日はちょうど天神さんの日と、年に一度の梅花まつりが重なって、交通も参道も大渋滞。
やっとこさお参りを済ませ、御土居の梅苑を堪能。
帰りは人混みを避けて静かな上七軒の路地を歩く。向かったのは
蕎麦屋 にこら
次から次へと新しいお蕎麦屋さんが出店している中、変わらぬ安定感と洗練された味を求めて‥。

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2019年3月23日 (土)

浜町かねこ(水天宮) 初訪問 ぶらり江戸さんぽ 天ぷら、せいろにカレーそば

(しばらくお休みしていました。忘備録がわり、昨年の記録から少しずつアップしていきます。よろしかったら…)

11月の終わり、つれ合いに合わせて平日にお休みを取る。

都内の紅葉を楽しむにはいい季節。

清澄庭園を中心に隅田川~深川界隈をぶらぶらして

新しいお蕎麦屋さんも行ってしまおう!

本来、ぶらぶらした後に蕎麦屋に入るのが理想。しかし遅いスタートの我々。

行きたい蕎麦屋は中休みがあるので、散歩の最初に駆け込まねばならない。

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メトロ茅場町駅から、証券会館や証券取引所のビル群を

通り抜け、日本橋蛎殻町、水天宮と歩いて行く。

そびえるタワーマーンションを背に、路地に入ると

ぽつりぽつりと風情のあるお店が見えてくる。

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浜町 かねこ

前日にミシェランビフグルマンの発表(おめでとうございます)があったためか、

平日にもかかわらず2階も含めて満席。

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15分ぐらい待って、1階カウンター席に腰を下ろす。

店内は明るい白木でまとめられており、

店主かねこさんが天ぷら、もう一人の男性の方が蕎麦を中心に、

目の前で次々と仕上げていく。

フロアは花番さんが対応。

まずは生ビール。

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先付三種盛合せ   880円

卵黄の味噌漬 椎茸の含め煮 山葵茎醤油漬

これはうれしい三品。

 

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日本酒は福島をメインに東北のお酒が中心。

(他にお燗向きとして、白鷹、雁木)

店主の修業先でもある蕎楽亭(神楽坂)とラインナップが近い。

飛露喜、開運などいただきましたが、

散歩もあるので控え目に(^^;

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冷麦と蕎麦の2種盛り、「むぎめおと」があるのもうれしい。

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カウンターの前には江戸前の魚。

 

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