野あえ(石神井公園)2019年大晦日残念ながら閉店 最後の年越し蕎麦とランチの思い出
2019年、あっという間に終わってしまった。
ブログにはなかなか(ほとんど)アップできなかったが、
たくさんの蕎麦と出会い、そして別れもあった。
別れの中で一番悲しかったのは12月31日の野あえの閉店。
2012年4月にオープンし、地元ということもあって蕎麦栽培にかかわってきたり、
約7年間、数か月に1度は少なくとも通っただろうか。
2015年からは連続でミシェランのビフグルマンに選ばれていたけど、
店主山越さんは淡々と営業していた。
素材の味を活かした繊細な野菜料理、風味を引き出した蕎麦、野趣あふれる熟成蕎麦など
独特の世界で魅了させてくれ、飽きることがなかった。
またここ数年は週替わりのランチが充実。
毎週通いつめたいほど、楽しみにしていたのに。
あれは忘れもしない平成最後の日、店主から閉店のことを知らされた。
ショックはとても大きかった。
ただ、同時にお店を引き継ぎたいという希望もあらわれた。
野あえやエン座、手打ちうどん長谷川でずっと働いていた菊池君だった。
それからは店主の下であっという間の半年間。
どうなるかと思ったけど、大晦日の最後にいただいた蕎麦はもう菊池君の打った蕎麦だったんだね。
しっかり引き継いだね。
さようなら、「蕎麦に銘酒 野あえ」。思い出いっぱいの7年間に感謝。
そしてこんにちわ、「蕎麦と酒処 きくち」(2020年1月10日オープン)。
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