2019年夏の旅③鶴岡・酒田 蕎麦編 生石 大松家(酒田)蕎麦切りと麦切り
(生石 大松家 茅葺きの門)
山形庄内の旅最終日。午前中は酒田市内を観光。酒田が初めての娘と山居倉庫へ。
お土産をいっぱい購入し、土門拳記念館へ。
ここがとても良かった。
伺った時は 「生誕110年 鬼が撮った日本」の会期中。
(2019年9月23日までで終了)
記念館には酒田市出身の写真家土門拳氏が生涯で撮影した
約7万点の作品が収蔵されている。
その内写真作品121点、絵18点、書18点が今回公開されており、
その気迫ある数々の作品に圧倒された。
ここを訪れるために、また酒田に来たいと思う。
さて、旅の最後の昼。やっと蕎麦屋である。
定休日や移動時間、それぞれの好みもあり、家族旅行での蕎麦屋巡りは難しい。
帰りの時間と交通手段がうまいこと合い、酒田近郊の行きたかった蕎麦屋を予約できた。
酒田から車で20分はかかっただろうか。
のどかな田園風景の先に、そばの幟が見えてくる。
生石 大松家(おいし おおまつや)
築170年という大きな古民家で囲炉裏焼きと板そばがいただける。
囲炉裏のある広い玄関土間。
「平田産のきゅうりです。ご自由にお召し上がりください。」
味噌の添えられた新鮮なきゅうりとお漬物がうれしい。
囲炉裏端の座敷に先客は2組。
聞こえるのは時折激しく降る雨の音ぐらい。とても静かで贅沢な空間。
まずはきゅうりとお漬物。
ノンアルコールのビールで乾杯。
お酒のラインナップ
庄内の地酒が揃ってますね。
蕎麦豆腐はセットの一品
鮎の塩焼き
土間の囲炉裏でじっくり焼いてくれます。
コース料理もあったけど、蕎麦を中心に郷土料理もいただきたい。
お願いしたのは、むき蕎麦と弁慶めし。
手打ち蕎麦は天ぷらセット、庄内豚天蕎麦、くるみ蕎麦。
その内一枚は「麦切り」に替えていただく。
ひととおりいただこうと欲張りました(^-^)
むき蕎麦
冷たい出汁に茹でた蕎麦の実となめこ、じゅんさい、アボガド、葱、海苔。
これ暑い夏にいくらでもいただけそう。とてもやさしい味わい。
弁慶めし
味噌をはさんで大葉で巻いたご飯(つや姫)を囲炉裏で焼いたおにぎり。
素朴でとても美味しい。
麦切りの汁と薬味。天つゆも添えられて。
くるみ汁
麦切りと天ぷら
つやつやで程よくのびのある見事な麺。
冷麦や稲庭うどんより太く、讃岐うどんより細い。
これが注文して本当に良かった。
くるみ蕎麦
庄内豚天蕎麦
曇り空とはいえ、猛暑の旅だった。夏バテ防止にも豚肉はしっかりいただきたい。
豚天は下味がしっかりしてるので、そのままでも美味しい。
少し太目の端正な蕎麦。
3人で完食。
蕎麦湯もいただいて…
ごちそうさまでした。
店の外に出ると、激しい雨は上がってました。
山形の夏旅、やっと終了です。
生石 大松家
住所:山形県酒田市生石上坂125
℡:0234‐94‐2617
お店のHP: http://omatsuya.jp/
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