山形 食と酒の旅⑥ 肘折温泉 手打ちそばの宿 本河原湯旅館
3日目 天気予報は曇り。
酒田からレンタカーで日本海沿いに、憧れの鳥海山を目指す。
水資源に恵まれている山形は、水力発電がエネルギー中心。しかし、ここ庄内では
風力の環境も良好で、海岸沿いや河川沿いに巨大な風車が目立つ。
十六羅漢岩
明治元年に巨岩に彫られた釈迦三尊や羅漢像の数々。
荒波の日本海をバックにかなりの迫力。
鳥海山ブルーライン。
雲の切れ間から時折現れる、山頂と日本海。太平山荘から秋田県の鉾立山荘と、車で行けるところまで登り、引き返す。
月光川河川敷。
左手に、鳥海山。河川敷には映画「おくりびと」で本木さんがチェロを弾いていた場所に
椅子が置かれている。
最上峡沿いを新庄方面に川上へ。国道57号線を進む。
細い獣道を不安になりながら延々と、延々と進む・・
いきなり視野がひらけた。
そこは一面の蕎麦畑!!!
すでに白い花が咲き始めている。
肘折温泉郷。
月山のふもとの小さな温泉郷。
旅の途中で「これからどこに行くの」と聞かれ、この温泉を伝えると
「銀山温泉じゃないんだ。」と珍しがられた。目的を伝えるとさらにびっくりされた。
肘折温泉 湯宿 本河原湯
館主の打つ「宿そば」がいただきたくて、はるばるこの地を選んだのだ。
部屋から臨む銅山川。
部屋には冷たいお茶と蕗の煮物が用意され・・
貸切風呂 かわら湯
鉄分の多い赤茶色の源泉かけ流し。炭酸泉でもあり長旅の疲れが癒されます。
展望風呂 観音の湯
運よくいつも一人♪貸切状態。
惜しみなくたっぷり流れるかけ流し。
約36℃の元河原湯源泉と約60℃の肘折3、4号泉を混合。
絶妙な湯加減。じわ~っ、ジンジン。あっちこっちとガタのき始めた体に、湯のパワーが浸みわたります。
夕食はいろり端で・・
「生ビール付 特撰山形牛 ほう葉焼 夏限定いろりプラン」
日中ほとんど飲み食いしなかったのは正解だった。
鮮度のいい山形の幸を
いろり端でダイナミックに楽しんだ。
天然の鮎
揚げ蕎麦も添えられて・・
川魚南蛮漬け
浅漬け にんにくの風味がいい感じ。
ほう葉焼き 野菜の量も半端ない!
地元のお酒を♪
馬刺、湯葉のお造り。
ボリュームたっぷり。
今日はつれ合いがいっぱい食べてくれるので助かる。
餅は持ち帰り。焼きおにぎりは夜食用に。
待ちに待った宿そばは・・
十割そば
館主が右手だけでこね、打つ蕎麦。
江戸蕎麦にも通じる細打ち。
まだ新蕎麦ではないが、風味はとても豊か。
鰹出汁がしっかり効いた汁。
あっという間に食べ終わる。
量が少なすぎ。
これだけはいっぱいいただきたかったな~(^^;
ごちそうさまでした。
温泉街では湯坐神社大祭の最終日(8月19日)。
前夜祭ののど自慢大会も開かれて、にぎやかに盛り上がっている。
宿や店の各軒先には「ひじおりの灯」の灯籠に火が灯る。
旧肘折郵便局舎
夜の温泉街に幻想的な彩りを添えている。
早朝温泉街を散歩。
名物の朝市へ。
新鮮な野菜がこれでもかと並ぶ。
巨大な舞茸やさるの腰かけも。
早朝だけど、お店ももう開いていてお土産も買えます。
共同浴場 上ノ湯
肘折ダムと源泉公園
朝食
いろり端で・・つや姫が美味い♪
だし
お漬物が美味しい。
名物 つきたて餅
納豆
名物 つきたて餅
きなこ
山水コーヒー
そのクリアな味わいに感動♪
コーヒーが美味しいわけです♪
お世話になりました。
お腹はいっぱいだけど、もう少し山形のお蕎麦がいただきたいな。
最後に目指したのは・・。(次回はやっと最終回です。)
肘折温泉HP:http://hijiori.jp/index.html
湯宿 本河原湯 HP:http://www.irori.in/
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