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2015年8月15日 (土)

ら志久(荻窪) 初訪問 とり南蛮そば

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「蕎麦に呑兵衛なら、きっと佳いと思います。」

おススメのお店のメッセージを桃猫さんからいただいた。

呑兵衛向き♪もちろん行きますよ~。

7月中旬、強烈な日差しの午後、足早に荻窪駅北口天沼八幡通りを進む。間もなく左手に見えてくる、手打ちそばの幟とカフェのような小さな蕎麦屋。

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地そば 地酒 ら志久

中に入ると、4人掛けのテーブル席は3つとも先客で埋まっている。

奥の厨房前にカウンター3席。狭いながらも空いているけど、

初めての店、店主の前は勇気がいるなぁ。

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「ここいいですか?」とおそるおそる腰をかける。

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テーブル席側、黒板のお品書き。

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真後ろなので、体をよじって見てみると、

あらら、好物ばかりじゃないの♪

まずは・・

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純米 京の春 (京都 伊根)

お通しは農園産の枝豆。

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地酒は(かなり品切れしているけど)、

定番もあわせると10種類以上の品揃え。充分ですね。

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店主は厨房とフロアを行ったり来たり。お1人で、とても忙しそう。

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新潟 黒ゴマゴボウ 

コリコリっと引き締まった、味の濃い牛蒡。

これはうれしいサービス。お酒をいただきながらのんびり待ちます。

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北海道 ポテサラ(さやか)  350円

やさしい味わい。

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定番酒の中からもう一杯だけ・・・

酔右衛門(福島 大和川酒造)

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塩だれぜんまい 400円

これスパイシーでイケる。

そろそろテーブル席のお客様の蕎麦も出し終わり、中休みの時間も近づいてきた。

「せいろ」といきたいところだけど、夏バテ気味。温そばがどうしてもいただきたくって・・

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とり南蛮そば(温)  850円

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鶏肉と葱のシンプルな表情。

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蕎麦は風味のある、やさしい味わい。

鶏肉は柔らかくボリュームたっぷり。

これならいくらでもいただけそう。

滋味深い汁とともに堪能。

最後に店主と少しお話。

もともと福島県喜多方の大和川酒造さんが自家栽培した蕎麦で蕎麦屋を経営。その支店のような形で荻窪にも店を出したのが店の始まり。店名の『ら志久』は、大和川酒造のお酒『良志久』からきている。

しかし喜多方の蕎麦屋は閉店。その後荻窪の店は女性の店主に引き継がれ、今の店主は3代目。

店主は偶然、荻窪の店で蕎麦を食べられ、喜多方産の蕎麦の美味しさに惹かれ、店を引き継ぐことになったのだそうだ。蕎麦は今も喜多方から仕入れられている。

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温和な店主のお人柄、素朴な酒肴とやさしい味わいの蕎麦。

肩の力が抜けるような居心地の良さに癒されました。

ごちそうさまでした。

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(おまけ)

駅北口バスロータリー横の荻窪銀座商店街。

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昔ながらの飲食店が残っており、昭和な雰囲気が漂っている。

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路地を歩いていると・・

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こんな街中に古い井戸。

防災用としてまだ健在。

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なんと3カ所も残っている♪

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コメント

お好みに合いましたご様子、善かったです。自分は下戸でございますが、時たま、くそ~酒が呑めたら良さげな雰囲気だぜ、、なんて感、、あくまで勘なんですが、そう思わせる蕎麦屋があるんですよ。また、見つけたら、記事に、そっと呑兵衛仕様と書き添えておきます(笑)。

桃猫様

程よいつまみと地酒が揃っていい感じでした。
また「ぴ~ん」と来たら、ぜひお知らせくださいませ(^_-)-☆

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