あさだ(浅草橋) 春の始まり、鴨鍋のち、鴨汁せいろ
3月下旬、東京では桜が早くも八部咲きの夕暮れ。
浅草橋駅を降り、問屋街ならではのビルの立ち並ぶ商店街を進むと
見えてくる、気品のある佇まい。
創業安政元年の老舗 江戸蕎麦処 あさだ。
「あさだの鴨鍋がたべたい」とつぶやいた友人に、
「わたしも~」と賛同していた4人。
鴨の季節もそろそろ終わる3月下旬にその思いはやっと実現した。
他にもアラカルトでいろいろいただいてみたいということで、
あさだ名物 鴨なべ(蕎麦がき付)は、3人前でお願いしている。
予約は2階、テーブル席。
4人揃ったところで、ビールで乾杯。
アテは小魚の唐揚げ。
「いただいたお酒」店主のおすすめの銘柄より。
来福
手取川
羽根屋
石鎚
尾瀬の雪どけ
陸奥八仙
くどき上手
澤屋まつもと
なんだか片っぱしからいただいた感じですが(^^;4人でいだだいたので
一人約2合ぐらいでしょうか?
海の幸の並ぶお品書き
旬の魚が楽しめます。
「お刺身盛合せ 三種盛」
初かつお
みる貝
鰆
どれも新鮮でありながら、旨味もあり。
添えられているワカメや、つまもしっかり美味しい。
蛤の酒蒸し
ふっくらいい火加減。
ここの天ぷらの盛合せも期待できそうですね。
まだお鍋があるので、1つだけ注文したのは・・
牡蠣と百合根のかき揚
ここのかき揚は食材の組み合わせが楽しい。
そろそろ今日のメインの鍋が始まります。
出汁が用意され・・・
鍋の手順は難しい。甘えて、花番さんにお願いしちゃいました。
まずはつくね、椎茸、葱、白菜、セリを手際よく投入。
鴨肉の登場に、皆、歓声~(^.^)
蔵王山麓にて竹炭ミネラル水で育てられた合鴨。
一気に投入~。
身は柔らかくって、コクがあり、焼き目を付けた脂肪は意外にさっぱり。
肉汁いっぱい口に広がって、幸せ。来て良かった。
つくねも忘れずにいただきましたよ。
ここで蕎麦がき登場。
お鍋に投入。鴨汁で煮込んだ蕎麦がき、うっとりする美味しさ。
お腹もかなりいっぱいです。
この後は、お好みで手打ちうどんを入れるか、鴨汁せいろでも
楽しめるという。もちろんいただいたのは・・・
鴨汁せいろ
端正に打たれたせいろは十割
先ほどの鍋は、こんな素敵な鴨汁に仕立て直され・・
お腹一杯でも、これは別腹。
きりっと豊かな風味の蕎麦に、深いコクの鴨汁。
箸が止まらない。あっという間に手繰ってしまう。
追加もいただきたかったけど、やっぱりもう満腹かな。
恐るべし、あさだ名物鴨なべ。楽しすぎる!
ごちそうさまでした。
ご一緒いただいた蕎麦友さん、ありがとうございました。
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江戸蕎麦手打處あさだ
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