一日限りの夢のコラボレーション@吉(西荻) その①
あれは夢だったのだろうか?
4人の店主が西荻の駅に着くまで、ニコニコとずっと見送って下さったような気がする…
竜宮城(古い!)に行ってきたかのような、夢のような美味しい楽しい時間だった。
3月23日月曜日
一如庵(奈良)・らすとらあだ(東京)・すず季(千葉)
憧れの蕎麦屋の店主が、一日限りの夢のコラボレーションで
西荻 『そばとワイン 吉』に集まった。
昼と夜の2部制。募集は約10名。声かけと同時に即締切。
ダメもとでキャンセル待ちを希望したら、うれしい、前日にご連絡いただく。
なんてラッキーなんでしょ♪
職場も近いので、一番乗りしてしまった!
わぁ~、吉の厨房にはいつもと違う緊張感が漂ってます!
本日は一如庵・すず季・らすとらあだのそれぞれの料理2品ずつ、蕎麦を1種類ずついただけ、お酒一合分付き。これで会費6500円
あとはワンコイン(500円)で吉のラインナップ(日本酒・ワイン)を好きなだけ楽しめる♪
小銭を用意しなくちゃね。
純米酒 倉本 (奈良)
こちらのお酒は奈良一如庵の裏にある蔵元のお酒で、店主がわざわざお持ちいただいたもの。
すっきり、やわらかなコク。最初の一杯にいただくにはとてもいい。
2種類の豆腐(らすとらあだ)
左:寒川産
右:長野県松本産 なかせんなり 粗挽き
大豆の味がとても濃い。滑らかな甘さの寒川産と、松本産の粗びきの複雑な旨味。
2つの味わいが、それぞれとても楽しい。
シママースの塩をパラリとかけて、倉本に合うな~。
不動 純米吟醸 吊るししぼり (千葉)
鈴木さんがお持ちになった一本。これもいい。
しっかりした旨味。関東風の味付けにも合いそうな、秘めた力強さを感じるお酒。
肴の盛合せ(一如庵)
来、来て良かった~。一如庵は男の隠れ家で知ってから一度ぜひ行ってみたいお店だった。
まさか東京でこの珠玉の料理をいただけるなんて。もううれしくて倒れそう。
一口いただいて、「必ず奈良に行きます!!」と心に誓うのだった。
蕗の梅肉寄せ
雷豆腐の寒天寄せ
山葵、アボガド、あおさ海苔の佃煮
奈良県産 筍 昆布と薄煮
汲み上げ湯葉 菜花 わさびジュレ
ふきのとう味噌 蕎麦の実
原木椎茸の箱寿司 湯葉巻き
つくしと生姜の佃煮
左が一如庵店主 右がすず季店主
素晴らしい一皿にノックダウン。
奈良に行かずに、店主とこんなにお話出来るなんて
なんて贅沢な時間なんでしょ・・
山眠る 日置桜 純米
ここの銘柄にしては珍しくフレッシュ感のあるタイプ。
よく見たら、新酒しぼりたて原酒でした。
一枚目の蕎麦 一如庵
美しい。透明感があります。
一口いただいて驚いた。
するりと軽やかに持ち上がった蕎麦は、手繰り寄せると蕎麦の香りが強い!
口に含むと滑らかな食感の中に、むちっとした不思議なコシを感じる。
常陸秋そばと北海道産のお蕎麦を何種類かに打ち分けて、ブレンドした、とお聞きしたような・・。
夏に篠山でいただいた蕎麦に近いような気もする。
汁は、色は薄めですが出汁の存在感強く、キリっと洗練された味わい。
蕎麦とのバランスもいい。
なんて至福の時間なんでしょ。
この蕎麦に会うために奈良に行く価値はありますね。
(その②に続く予定)
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