そばとワイン 吉(西荻窪) 充実の日本酒とワインを蕎麦屋スタイルで楽しむ
魅惑的な赤ちょうちんが並ぶ、夜の西荻駅南口から徒歩数分のところに
昨年から今年にかけて、蕎麦屋がなんと2軒もオープンした。
「一水」そして「そばとワイン 吉」。
ブログには書いてなかったけど、今年5月に梯子して、2軒ともお蕎麦(と蕎麦前)をいただいてました。
すぐ近くには鞍馬さんがあり、3軒の蕎麦屋がかなりの至近距離で存在することに!蕎麦屋好きにとってはうれしい出来事ですが、経営する側にとっては大変なことですね。
しかし営業時間も、スタイルもかなり違う。
その時々によって、蕎麦屋を選べるのはありがたいこと。西荻の蕎麦屋シーンが盛り上がるといいな。
さて、10月某日金曜日。北海道のそば友さんと吉に行ってきました。
私は2回目の訪問です。
18時開店とともに入店。カウンター席のみの店内、一番奥の席に腰を下ろす。
かなり寒いのでビールは省略。
せっかくだからワインをいただいてみましょう。
「白で、酸がしっかり、果実味を感じられるもの。」
漠然と飲みたい感じを伝えると選んでいただいたのがこれ。
こちらはそば友さんのワイン。
クリームチーズのかえし漬け 380円
ザワークラフト&ピクルス 300円
いや~ワインもいいね。
立ち飲みのように気軽にお酒を楽しめるのがこのお店の良さ。
このままワインで通そうか!?と思ったけど、
日本酒のラインナップも素晴らしいので、
「お燗」でリクエスト。ずらり並べていただいたお勧めのお酒。
お願いしたのは・・
奥播磨 山廃純米
味わいまろやか。
肉みそ油揚げ 250円
睡龍 純米無濾過生原酒
店主も女将さんも非常に気さくなお人柄。
カウンターは常連さんも少しずつ増え、賑やかになっていく。
鴨焼き 650円
店主一人で対応されているので、酒肴はシンプルなものが多い。
日本酒だけでもこの大満足の品揃えなのだから、ワインもきっとどれも美味しいのでしょう。
この日はほとんどの方がワインをいただかれていたような・・・。
蕎麦屋で気軽にワインか。それもまた楽しい選択肢。
そろそろお蕎麦をいただこう。
もりそばは2種類。
つるつるの微粉とざらざらの粗びきがあるが、今回は後者をお願いする。
もり 750円
ざらざらの粗びき 二八 北海道キタワセ
端正に切り揃えられた少し太目の蕎麦。玄蕎麦のホシが散らばる濃いめのグレー。
かすかにざらりとしたのど越し。芳ばしい香りもふんわり。
スペシャルではありませんが、充分楽しめます。
蕎麦湯はお碗にレンゲで登場。
呑んだ後に蕎麦湯いただけるとやっぱりホットする。
ごちそうさまでした。
(おまけ)
今年5月の訪問
手作り感あふれる店内、爽やかな風が心地よい。
レバーペーストと昇龍蓬莱のお燗。
↑こちらは5月にいただいた
「つるつるの微粉」
この半年でずいぶん良くなっていますね。
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