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2014年12月21日 (日)

市川一茶庵(本八幡) 古民家蕎麦屋を愛する会 忘年会で鴨うどんとせいろ

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こちらは伊嶋みのるさんが描かれた墨絵。

古民家蕎麦屋を愛する会 第6回は 市川一茶庵で忘年会です。

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千葉県市川市、JR本八幡駅から徒歩1分。のはずが、たどり着けない。

まず同じ名前の立ち食い蕎麦のお店を通り過ぎ、周辺を一回り。

スタート地点の「たい焼き屋」の右横に、なんとその入口はあった。

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細長いアプローチを進むと、風情のある門と松の木がお出迎え。

さらに奥に進むと・・

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石灯篭と植栽のほどこされた渋い入口。

墨絵と同じ場所ですね。

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玄関で靴を脱いで入ると・・・

時間が止まったかのような不思議な空間が。

ここは古き昭和が、そのまんま。

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2013年9月の男の隠れ家で

『江戸情緒溢れる老舗のそば屋』として、

伊嶋さんがまず「最初」に紹介されていたのが、この市川一茶庵だった。

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昭和34年に創業主の山寺芳雄氏が開業。

半世紀を経てこの昔ながらの佇まいと江戸そばの味は、

三代目の山寺紀久夫さんに引き継がれている。

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和室の仕切りが外されて、

けやきの一枚板のテーブルを合わせて、13名の席が用意されている。

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その部屋から見える坪庭。

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ほぼ参加者が揃ったところで、まず最初の挨拶は伊嶋みのるさん、そして

江戸ソバリエ協会のほしひかるさんから乾杯の挨拶。

う~ん冬のエビスビールも美味い!

カリッと香ばしい蕎麦の実が入った蕎麦みそと

艶やかな甘味噌がかかった蒟蒻が美味い。

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あげそば、佃煮のお通し

知らなかったが、「あげそば」は市川一茶庵で考案されたらしい。

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蕎麦豆腐。

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玉子焼き

蕎麦屋ならではの肴に大満足。

このあたりから白鹿のお燗に切り替えます。

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鴨うどん 浄撰

鴨すきかと思ったら、海老やカニ、野菜、がんも、煮物や餅も入っている!

うどんも太い!

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珍しいので調べてみました。一茶庵の禅味会で冬限定で出しているメニューなんですね。

(禅味会のHPから)

浄撰

極太の手打ちうどんと鴨・魚介・野菜などを一緒に煮ながら召し上がっていただく寺方料理で、山海の滋味に富み、体の芯から温まります。

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鴨肉もたっぷり堪能。柔らかくて肉汁じゅわ~。

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鴨肉からいい出汁がでています。

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宴もたけなわ。

それぞれがこの1年間の蕎麦活動など、熱く語ります。

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最後まで残しておいたうどん。出汁がしみていい感じ。

この汁で蕎麦もいただきたかったな。

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鍋も終わるころ、3代目店主山寺さんがわざわざ挨拶に来られて、

いろいろなお話を聞かせていただく。

話は尽きませんがそろそろ、お蕎麦が始まります。

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せいろ

薬味は山葵と浅葱

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二八の細打ち

江戸そば、美しいですね。

食感、のど越しも良く、ずずっと手繰り、香りとともに楽しみました。

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汁は鰹がしっかりした存在感。蕎麦湯でいただくと美味しい。

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デザートに抹茶アイス。

Photo

ごちそうさまでした。

そして素晴らしい時間を、ありがとうございました。

(おまけ)

本八幡の居酒屋 

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炙り料理 まるみや

秋田の郷土料理とお酒をいただける素敵なお店。

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いぶりがっことクリームチーズ

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子持ちハタハタ 塩焼き

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山廃 雪の茅舎 をいただきました。

利き酒セットもありますよ。

他にもいただいてみたいメニューがいっぱい。

近くにあったら通いたい、本八幡の居酒屋でした。

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コメント

keiさん、お店の佇まいからそば前料理の数々を紹介してくれて先ずはありがとう!(当方もこんなブログをやってみたい)あの日のあったかい雰囲気が蘇ってきましたよ。おまけに「まるみや」の二次会まで載せてくれてもう言うことなし、お店に成り代わってお礼を言いたい!(笑)やっぱり古民家とそばは良く似合う。
これからもよろしくね。

うずらんち様
励みになるコメント、うれしい♪
ありがとうございます

この会は、勉強になりますし、とにかく楽しい!

リニューアルした古民家も素晴らしいですが、
昔ながらの情緒をそのままに維持されている古民家、本当に貴重ですね。
江戸そばとともに、大切にしていきたいですね。

この記事へのコメントは終了しました。

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