藤乃(大阪市福島) 河内鴨のたたきと〆蕎麦。大阪の夜を楽しむ
篠山口から大阪に戻り、ホテルで一休み。
行こうと思っていた蕎麦屋は木曜休みが多い。
気になる日本酒のお店は夜遅くしか予約が取れない。
「カウンターでよろしかったら」やっと予約が取れて向かったのは、
河内鴨の料理で有名な店 『蕎麦 酒 料理 藤乃』。
夜は鴨料理。昼はランチの親子丼と蕎麦が評判のようだ。
東西線新福島駅を下り、5分ほどビル街から細い路地に入りしばらく歩くと見えてくる、
古民家風の2階建ての店。
スタッフは全員男性。応対がスマート。
細長い店内は手前にカウンター席。奥にテーブル席、2階に座敷があるようだ。
吹き抜けの天井から宴会の声が響く。
黒基調の店内。赤色がシンボルカラーかな?暖簾も、お品書きも赤。
お酒はワインも豊富だが、やはり日本酒をチェック。
山形以外は西のお酒が多いですね。
アテに揚げ蕎麦。
この片口、注ぎ口が引っ込んでいて、こぼさないよう注ぐのが難しい。
『いただいたお酒』
奥丹波 木札 純米生 (兵庫)
香住鶴 山廃純米 (兵庫)
香露 特別純米 (熊本)
最初は冷やで、あとはすべて熱燗。
寒気がする。まずい風邪を挽きかけている。
アテの揚げ蕎麦がたっぷりでうれしい。
お品書き お酒のあて
お品書き 藤乃の料理
鴨料理が豊富。迷いますね。
朝〆の新鮮な河内鴨をその日の内にいただける。目の前で手際よく調理されていく。
どれも美味しそ~う。燻製も串焼きもいただきたいが、鮮度が勝負のたたきをお願いする。
鴨のたたき 1600円
さっと炙ったロース、ささ身、肝。
これが本当に素晴らしかった。
さっと火を通したささ身はかぼすをかけ、塩で・・・
朝じめの新鮮な河内鴨の身は鮮やか。
山葵とタレでいただきます。
胡麻油と塩で味付けされた肝。
臭みが全くなく、うっとりする美味さ。
もう大満足。来てほんと良かった。
野菜炒め
温かい料理を希望したら「これで良かったら」と忙しいのに作って下さいました。
感謝。
前菜盛合せ(小) 2500円
ボリュームたっぷりのなんと11品!2人分。
ブロッコリーの和風アリオリ
鴨の手羽元のトマトソース
あぶり〆さば
プチトマトの鴨のリエット
ササミのパテ 紫蘇玉葱のマリネ
スクランブルエッグとキノコのクリームソース
焼きみそ
冬瓜の含め煮
鴨のレバー甘露煮
ポテトサラダ
枝豆
CP良すぎですね。味もいい。
残念なのは、他の注文の品を食べ終わって、一番最後にやっと出てきたこと。
予約時にもあらかじめお願いしていたので、遅すぎますね。
料理人は一人だけ、蕎麦担当も一人。
宴会の料理も同じ方が調理しているので、とにかく時間かかるのが課題ですね。
熱燗と温かいそば茶で寒気のした体もぽかぽか。料理もたっぷり楽しんだ。
そろそろお蕎麦をいただこう。
すだちそばや河内鴨ロースの鴨なんばんもいただきたいけど
もうお腹が一杯。
〆のそば 小サイズがうれしい。
私はせいろ、連れはかけをお願いする。
せいろ(小) 500円
ちょうど良い量ですね。
香りはあまりなく、皿なので水切りが少し甘いかな。
かけ(小) 500円
甘汁が沁みる。そばはかけの方が美味い。
蕎麦湯もしっかりいただいて
ごちそうさまでした。
蕎麦・料理・お酒 藤乃
お店のHP: http://fuji-no.jp/
帰りは中之島のホテルまでぶらぶら歩いて帰ります。
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ここは蕎麦屋さんではなく、蕎麦も出て來る鴨屋さんでせう。
蕎麦さへ口にしなければ、素晴らしく幸福な氣持ちで歸途につけます。
投稿: 月 旧一 | 2014年9月 8日 (月) 21時52分
月さん
まさに、鴨、必食!!
夜に親子丼があるといいカモ(^^;
投稿: keiむさしの | 2014年9月 8日 (月) 22時29分