にこら（京都市上京区） 上質の時間を蕎麦屋で・・・

2日目　

久しぶりの京都の夜は、にこらを選んだ。

冬と夏、これで４度目の訪問だが、安定感のある美味しい蕎麦と、一品の美味しさ、

酒のセレクトがいい。新しい店も気になるが、期待に応えてくれる安心感を優先。

テーブル席は予約で満席。

予約できたのはカウンター席でしたが、落ち着いた雰囲気で十分楽しめる。

【いただいたお酒】

エビスビール

磯自慢　（静岡）

磨六割　梅津の生もと（鳥取）

Ｎｏ．６　S-type　新政

純米大吟醸キヌヒカリ４５　風の森◎

穴子の煮こごり

京鴨ロース煮

酸味が絶妙♪

干イチジクとつるむらさきの白和え

お代りしたいくらい。この組み合わせも新鮮。

鴨つくね

塩味がしっかりして、鴨肉がジューシー。

鴨つくねはいろいろいただいたけど、これはもうナンバー１。

そば味噌　（そば麹味噌と胡瓜）

地味だけど、素晴らしい。

味噌は見た目ほど塩辛くない。

まろやかな味わいの中に、細かく刻んだ奈良漬、胡麻などが入っておりとても深みがある。

スイートコーンのかき揚げ

2色のトウモロコシとぷりぷりの海老。

ざるそば

茨城県三和町産　常秋蕎麦　玄蕎麦で保管して毎日その日の分だけ製粉し手打ち

しているとのこと。

少し短めではあるが、モチっとした食感。

冷たすぎない、むしろ常温に近いことに驚き。

蕎麦の風味をしっかり味わえるのがいい。

汁はキリっと辛い（蔦屋より少し薄めかな）。

蕎麦の甘みを引き立てる好相性。

かけそば

甘くない。鰹出汁しっかりの上品ではんなりした甘汁。

  

この極上の汁の中で、温められたそばは、さらに豊かな味わいに変化する。

恐るべし、にこらのかけそば。

しっかり白濁した蕎麦湯。最後の一滴まで楽しみました。

ごちそうさまでした。

 

どの品もひと手間、ふた手間かかってしっかり美味しい。

有名になりすぎた感はあるけど、料理のセンスは抜群だと思う。

美味しいものをきちんと味わいたい時に、おすすめの蕎麦屋。

「首途（かどで）八幡宮　」

さて、京都の駅までもう一人の旅の参加者を迎えに行こう。

前回記事：にこら（京都）　京都そば屋めぐり②　自家製からすみと温玉の冷かけそば

蕎麦屋　にこら

お店のHP：　http://www.sobaya-nicolas.com/

蕎麦屋 にこら