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2014年1月19日 (日)

こねり庵(下石神井) 住宅地にひっそり開店 竹やぶゆずりの田舎そば

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暮れの忘年会で、つれづれ蕎麦のyukaさんからお聞ききしたビックニュース。

竹やぶで修行されていたお弟子さんが練馬区上石神井近辺に蕎麦屋をオープンするという。

意外に早かったそのオープン。その直前の様子はつれづれ蕎麦で知ることができた。(http://chibiyukarin.blog4.fc2.com/blog-entry-2806.html

1月8日の開店から、ちょうど一週間目の土曜日、朝からそわそわ待ちきれず、開店に間に合うよう、家を出る。

井草通り、おかしの家ノアの手前の細い住宅街の道を曲がると、突当り正面の住宅の壁に見えてくる文字。

石神井 こねり庵

この文字がなければ、普通の一軒家。誰も蕎麦屋とは思わないだろう。

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暖簾をくぐると透明な扉。南向きの明るい店内、入口には沢山のお祝いの花。

開店間もなくというのに、すでに先客が2組ほど蕎麦前や蕎麦を楽しまれている。

フロアには男性のスタッフの方が1人忙しく対応。厨房に店主の2人体制。

忙しくても接客はとても丁寧でにこやか。

店内は白地の壁、明るいブラウンを基調とした床・テーブル・椅子とすっきり優しい印象。

壁には見覚えのある独特の絵が一枚飾られている。

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飲物のお品書き

お酒は

冷酒 春霞 690円

お燗 開運(上撰)690円

2種類のみですが、良心的な価格。

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開運(上撰)

たっぷり1合がうれしい。

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「店主から」と一緒に出されたのは

伊達巻風卵

山葵茎の醤油漬

バウムクーヘンみたいに美しい伊達巻。

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箸置きはデザインが凝っている。真ん中が富士山のような形で箸を置くと安定します。

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ほうれん草のお浸し 350円

たっぷりの削り鰹が乗せられてとても峻烈な美味さ。

量もしっかりあるのがうれしい。

地元のほうれん草なのかな?お聞きしたかったな。

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緑干ぜんまい 525円

偶然にも4日前に神楽坂かりべに行ってきたばかり。

ここの店主は柏の竹やぶ、神楽坂のかりべと修行され今回この地にお店を出されたとのこと。

見覚えのある緑の太いぜんまいだが、何度いただいても味わい深く大好きな一品。

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にしん煮炊 昆布煮 945円

1週間かけて柔らかく炊いたもの。添えられた昆布も美味しい。

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自分の家にいるかと錯覚してしまうほど、落ち着くのはなぜかしら。

冬の陽射しがさしこむ南向きの大きめの窓からは、まだ造成中の広めの庭が見える。

地元の蕎麦好きの方も、ちらほら見えているようで、家族連れやグループ、カップルと次から次へと入店がある。2人での対応はとても忙しそう。

もう一杯いただきたいけど、お腹いっぱいになりそうです。

お声かけでお願いしていたのは・・・

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田舎そば 840円

汁は濃くまろやか。

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一緒に挽いた殻がところどころ散らばる、黒っぽい蕎麦。

普通田舎というと太目のイメージだが、こちらの田舎は細く繊細な感じ。

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するりと喉越しも良く、程よいコシ。

汁とのバランスも良く、あっという間にいただてしまう。

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蕎麦湯はカジュアルなマーブルピンク。(いろいろな色があるようです。)

うっすら白濁したナチュラルな蕎麦湯。

汁も薬味も最後まで楽しめました。

ごちそうさまでした。

お品書きはシンプル、お酒もシンプルだけど、

安定感のある蕎麦が何よりうれしい。

明るく開放感のある雰囲気で、地元の方も気軽に利用できそうです。

石神井 こねり庵

練馬区下石神井6-41-30

電話:03‐6913‐3706 

営業時間:平日11:30~15:30 18:00~21:00

       土 11:30~21:00 

       日祝11:30~20:00

       ※ラストオーダーは昼夜ともに閉店30分前

定休日: 毎週水曜日(祝祭日は営業、翌日休み)

駐車場 5台分あり

お店のHP:http://www.shakujii-konerian.jp/

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