菊谷(巣鴨) 一足早い年越し蕎麦 利きそば 吟せいろ かけそば
今年もあと一日で終わる。
振り返るとよくもまぁお蕎麦屋さんに通ったものである。
大晦日は家族と年越し蕎麦。きっと紅白でも見ながら・・・
なので前日が蕎麦屋での食べ納め。
連れとどこに行こうか、会議の末に2軒の梯子を計画。
『蕎麦前が楽しめる蕎麦屋』
お世話になった蕎麦屋さんが、行きたい店はいくつも浮かぶが、
やっぱりここは外せない.
手打ちそば 菊谷
蕎麦も蕎麦前も、全力で楽しめる。
年末年始はお品書きを限定。
「冷たい蕎麦」
「温かいお蕎麦」
これだけあれば充分ですね。
行列を覚悟で到着した13時前、扉を開けると、満席か?
いや、ありがたい、相席で最後の2席を用意してくれ、待たずにすんだ。
年末はお子様連れがところどころ。小学生2年生ぐらいだろうか?緊張気味に蕎麦を手繰っている姿が微笑ましい。(ここにはお子様メニューもきちんとあるんです。)
今日は修さん、林さん、新しいスタッフさん、そしてご家族も揃っている。
四季桜
酒肴盛合せ
まずは定番酒を熱燗で。(お酒は限定ではありませんでした。)
酒肴は限定メニューといっても、この盛り合わせをいただければ充分ですよね。
2人分お願いすると、一人分ずつ盛りつけてくれるのがうれしい。
右上から時計回りに
昆布と椎茸かえし煮
そば味噌
チーズのかえし漬け
ぬか漬け
鯖燻製
きんぴら
小海老天ぷら
塩が添えられて・・
プリップリ~。
「もう梯子は止~めた。」これだけ充実しているんだもの。
腰を据えていただくことに変更。
後は・・・
四季桜
相模灘
亀治好日
鯉川 鉄人うすにごり
わさび漬け
鴨せせり 燻製
引き締った肉質。じわ~っと味わい深い。
たまたまご相席いただいたお隣の2人組も良く呑む。
つられて?6合いただいちゃったよ・・・
そろそろお蕎麦をいただこう。
本日は吟せいろのみ。産地はいろいろあるようで、
利きそばと吟せいろをお願いして、3枚をシェアすることにする。
汁
薬味
(前の辛い汁に戻った?)
利きそば(1枚目)
三芳産秩父在来春蕎麦
芳しい香り、甘みもじわ~っと浸み出してくるような味わい。
利きそば(2枚目)
栃木県馬頭産手刈り天日干し常陸秋そば(3年熟成)&茨城県水府村手刈り天日干し
馬頭は昨年初めて蕎麦栽培のお手伝いをさせていただいた畑の蕎麦。24年産も素晴しかったが、なんと3年前の貴重な蕎麦。しかも水府とのぜいたくなブレンド。
こ、これは自分にとっての今年の一押しそばか・・・
文句なし。しなやかで、つながりいい細切り。蕎麦の風味、甘み、食感。
酔いしれていると・・・
吟せいろ
新潟県三島産天日干し常陸秋そば&水府在来種
器が変わったんですね。渋い。
艶やか~。ふわり、蕎麦の芳しい香り。
こころもち太目。しっかり茹でてあり、モチッと、コシがある。
これはいい~!!
舌にあたる角の心地よさ。こんなお蕎麦をいただけるなんて幸せ。
細切りで少し固めのイメージが強かっただけに、とても新鮮。
水切りが良く、せいろの下には水一滴も落ちてませんでした・・
最後にどうしても温かい蕎麦もいただきたくて・・
かけそば
薬味
馬頭産と水府村のブレンド
贅沢ですね。温ためると、蕎麦の香ばしさ風味がさらに増し、表情を変えます。
この魅力ある変化は、お酒の楽しみ方と似ている。
滋味深い甘汁は、あごだしと鯖、利尻昆布で丁寧に出汁を取ったもの。
じわ~っと沁みいります。
蕎麦湯もたっぷり楽しんで、体もぽっかぽか。
ごちそうさまでした。
修さん、林さん、そしてスタッフの皆様
一年間美味しいお蕎麦をありがとうございました。
今日は大晦日、皆さん全国で美味しい蕎麦をいただきましょう♪
(年末年始は時間も変則的、良くHPなどで確認して行きましょうね♪)
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