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2013年6月 4日 (火)

番外編 エン座長谷川  大矢さんを囲む会  昇る龍のごとき酒

いや~楽しかった、美味しかった♪ って、この前も同じこと言ってましたかね!?

第六回 エン座長谷川&まきしま酒店コラボ企画

2013 ”大矢さんを囲む会”其の弐

とても素敵なひと時を、エン坐長谷川のお酒の会で味わってきました。

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夜のエン座長谷川。

西武池袋線大泉学園駅、西武新宿線武蔵関駅のちょうど中間点あたり。太いケヤキが残る富士街道沿いにある手打ちうどんの店。(仕事帰りに寄るには吉祥寺から、武蔵関経由のバスを利用できそう。)

以前昼下がりに訪れた時に大将に勧められて、お燗がとてもおいしいお酒に出会った。

昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)。

神奈川県愛甲郡で造っているお酒だ。その底知れぬ魅力を感じていたら、この蔵元さんをお呼びしてお酒の会があるという。「ぜひ!」とお願いして、6月の第一月曜日の夜を連れとともに楽しみにしておりました。

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入口に近いテーブル席に、Iさんご夫妻とご一緒させていただく。

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梅雨はどこかに行ってしまったのだろうか?

爽やかな夜風が心地よい・・・

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蔵の仕込水がテーブルごとにあるのがうれしい。

丹沢水系の伏流水。中硬水。

くせのない、さっぱりした味わい。

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大矢孝酒造(神奈川県愛甲郡)はなんと創業1830年の酒蔵。

どんな蔵元か調べていたら、地酒屋佐野屋さんのHPにとてもいい蔵元紹介あり。 http://www.jizake.com/html/syouryu2.html

なるほど、自分がここのお酒に惹かれた理由が少し分かったような・・

ますますこれから登場するお酒が楽しみになってくる。

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本日のメニュー

出品は7種類。 銘柄は昇龍蓬莱・残草蓬莱(”ざるそうほうらい”と読む。)。

料理はエン座長谷川女将、そして〆は大将のうどん。

うどんは「お好み」でそれぞれ選べるらしい。

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八代目蔵元大矢俊介さんの挨拶からスタート。

スリムで精悍、語りはとても穏やか。

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乾杯は

(1) 純米大吟醸残草(ざるそう)蓬莱

昨年南部杜氏自醸酒鑑評会首席、今年は2位と連続で賞を取っている出世作。

これはいい♪大吟醸でこんなに美味しいお酒があるのか~!

各テーブルにはかわいいイラストが描かれた2合徳利が一本ずつおかれる。

自分のペースでいただけるのがいい。

一本一本増えていくので、たまに戻って復習ができる♪

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からすみ風たらこ

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ふきピクルス

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自家製わさび漬(大矢孝酒造 酒粕使用)

まいった。どれも美味すぎる。

特にこのわさび漬は素晴しい。水っぽくなく、味がしっかり凝縮している。

わさびの刻み方、食感、この酒粕も、味付けも最高♪

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(2) 残草蓬莱 特別純米酒 低アルコール生原酒活性にごり

こちらは冷やしてグラスでいただく。

これもすごくいい。やさしい酸でほんのり甘み。

大矢さんが一升瓶を抱えて、各テーブルごとに回って下さる。

神奈川でこんなに魅力的なお酒を造っている驚きと嬉しさに、ついつい引き止めてお話してしまう。

「二つの銘柄の違いは?」には「昇龍蓬莱はお燗を楽しめるよう。残草蓬莱は冷たくて楽しめるお酒」とのこと。

燗酒大好きな連れが、しっかり冷えたお酒にも魅入ってしまっているのに驚く。

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ホタテとトマトの冷製

今回の料理はどれも素晴しかったのだが、これがNO.1。

上にフルーツトマトのシャーベット、下には出汁のジュレ。

間にホタテとスナップエンドウがクリーミーにはさまれている。

お酒も酸がしっかりあり、それに合う絶妙なトマトの酸味。

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女将さんブラボー。

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(3) 昇龍蓬莱 直詰生原 純米吟醸 山田60%

酸がしっかり。トマトの冷製といただいてとても美味しかった。

(4) 昇龍蓬莱 生原 生酛純米 弐号機

この生酛、大好きなお酒と共通する美味しさ。

もちろんお燗もとてもいい。ふわりと開いて、抜群の伸び。

自分の中のNo.1でした。

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帰りにお土産に決定。4合瓶を牧島さんより購入。

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紅鮭のいずし(飯寿司)

「いずし」とはご飯、野菜、魚、麹を混ぜて乳酸発酵させて作る「なれずし」。

北海道や東北の郷土料理。

こちらも絶妙の酸味。酒に合いすぎ。

お聞きすると、女将さんは北海道のご出身とのこと。

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焼鯖入 みょうが寿司 わらび佃煮添え

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焼いた鯖が芳ばしい。茗荷と紫蘇でさっぱり。

また添えられたわらびが、細切り昆布と甘辛に煮られていて、お酒にも良く合う。

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(5) 昇龍蓬莱 特別純米 雄町

お燗で登場。今までずっと旨酒をいただいてきたので最初は普通?と思ったけど、

二口、三口と呑み進むごとに良さが分かってくる、地味なお酒。料理のじゃまをしない、呑み飽きない良酒。家の定番酒にしたい。

(6) 先行出品 残草蓬莱 純米吟醸 出羽燦々 火入

5番の方が好みではあるけど、こちらもお燗が良かった。

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日本酒度は右が「+6」左が「+5」。

こちらの蔵のお酒はしっかりした辛口が多い。

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冬瓜煮 くずかけ

冬瓜ってこれからが旬なんですね。

滋味深いスープたっぷり含んで、ほろり柔らかい。

このタイミングもいいですね。

しっかり飲み乾しちゃいました。

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豚肉酒粕味噌漬(大矢孝酒造 酒粕使用) 冬瓜のきんぴら添え

 このコクのあるお肉に合わせたのはラストのお酒・・・

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(7) 昇龍蓬莱 特別純米 玉栄(エン座長谷川定番)

濃厚。熟成感しっかり。3年寝かせてあるとのこと。

お燗、割水燗と、表情を変えて楽しませていただきました。

最後は〆のうどん。

ハーフも出来るとのことだったが、一人前でお願いしてしまう。

私たち夫婦いがいは、ほぼ常連さん。好みはインプットされていて、

次から次へと注文。

連れは同席の方のアドバイスで「カルボナーラ」こと釜玉を。

私は前回いただいてシビレタ、ぶっかけを注文。

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釜玉うどん

生醤油をかけて・・

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ぶっかけうどん

最後に「酢」をかけると、汁までしっかりさっぱり楽しめる。

うどんの美味さはピカイチ。

連れに少し食べてもらって、完食。

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6月3日、なんと大矢さんのバースデー。

まきしま酒店の奥様より、手作りケーキのサプライズ。

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私たちまで、お酒の香りのする♪美味しいケーキをいただきました。

収穫が多すぎる一日。

自分の大好きなお酒に出会えたこと。

素晴しいお酒を造る蔵を知ったこと。

エン座長谷川の魅力をたっぷり味わったこと。

蔵元大矢さん、エン座長谷川の大将、女将さん、牧島さん、

素晴しい会を本当にありがとうございました。

いつか蔵にも行けたらいいな。

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7月中旬から、今度は大泉学園駅北口徒歩1分のところへ移転されるとのこと。

お近くの方は、ちと寂しいですね。

でもまだ近い。バスに乗って行きますね。

本手打ちうどん 地酒 

エン座 長谷川

お店のHP

前回記事:番外編 エン座長谷川(石神井台) 初訪問 どぶ、蓬莱、釜玉、ぶっかけ♪

まきしま酒店

お店のHP

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