法師人(練馬) 初訪問 法師人せいろと女性杜氏が醸す酒に酔う♪
練馬で人気の手打ち蕎麦 法師人さんで、女性限定の日本酒の会が開かれるという。
『桃の節句
女性杜氏が醸す酒@法師人女子会』
女子(端くれです、ごめん)で良かった、と思う今日この頃。
うれしいyukaさんからのお誘い♪♪多摩蕎麦女子部3名、喜んで行ってきましたよ~。
地元練馬なのに不思議に未訪問。
最寄駅から少し遠く、昼の営業時間がL/O13時半なので、もたもたしていると間に合わない。たまに平日休みが取れても月・火・水の定休日で、なかなかタイミングが合わなかった。今回は願ってもないチャンスだ。
バス停を下り、近くまで来たのに、迷ってしまった。5分ロスタイム。
(行ったことのあるお蕎麦屋さんが近くにあって、びっくり!)
住宅街に佇む一軒家。小さな看板がなければうっかり通り過ぎてしまう。
紺色の暖簾をくぐると下駄箱があり、靴を脱いで店内へ。
こじんまりとした明るい和室には4つのテーブル席。
女性客のみ18名。
スタッフも女将さん、ご姉妹の花番さん(皆とても美人♪)、なんと店主以外は女性ばかり。
男性客が比較的多いお酒の会に比べると、なんかすっきりした感じ。(ごめんなさい)
すでに4種類のお酒が順番に注がれている。
乾杯は皆そろってからと、申し訳ないことに待っていて下さった。
名古屋の利き酒師榊原さんの蔵・杜氏・お酒の興味深いお話をお聞きながら、
一つ一つのお酒を順番に味わっていく。
かわいい本日のパンフレット♪
いただいたお酒
①羽根屋 煌火(きらび) 純米吟醸(富山 富美菊酒造)
「蔵元杜氏を支える女将、そのもののようなお酒」でセレクトされています。
②花さか 遊穂 純米吟醸 無濾過生原酒 (石川県 御祖酒造)
藤田美穂さん(蔵元)
③若波 73 純米 (73%精米) (福岡県 若波酒造)
今村友香さん(杜氏)
④ゆり 純米吟醸 (福島県 鶴乃江酒造)
向井ゆりさん(杜氏)
⑤月の輪 特別純米 無濾過生原酒 (岩手県 月の輪酒造店)
横沢裕子さん(杜氏)
⑥ 町田酒造 55 特別純米 直汲み生 (群馬県 町田酒造店)
町田恵美さん(杜氏)
⑦川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 (長野県 酒千蔵野)
千野麻里子さん(杜氏)
⑧富久長 純米吟醸 中汲み槽しぼり ALL八反草(稀少銘柄)(広島県 今田酒造本店)
今田美穂さん(杜氏)
③~⑥が女性杜氏の造られたお酒。
付出
(左上から時計回り)
味噌玉、燻製たらこ、ししとう揚げ、
燻製板わさ、鴨のパテ、銀杏、茄子の煮びたし
お酒もたっぷりある。なんて幸せなシチュエーション♪
どれも酒の肴にぴったりだが、燻製の板わさとたらこにはクラクラ。
たらこは最後まで残して、大事に大事にいただきました。
仕込み水 川中島 幻舞
一テーブルに一升瓶で提供がうれしい。
厚焼き卵
ふんわり仕上がっています。
カマンベール味噌漬け、粕漬けの盛り合わせ。
これも困った。
お酒に合わないわけがない。
8銘柄の内、4銘柄は、初めていただいたお酒。女性杜氏が醸すといっても、力強い旨酒が多い。
小さなお猪口で8種類のお酒を一通りいただいたら、リクエストタイム。
お燗もほとんど試してしまう。
花さか 遊穂のぬる燗は一番人気。若波のお燗も力強くて好き。
どのお酒も美味しくて、も~やみつきになりそう。女ごころをわしづかみにして、なんちゅう企画やねん♪
お、美味しい~(泣)
白子ポン酢
ちえびじん 純米生原酒 桃色にごり酒
これは差し入れでいただきました。桃の節句らしく淡いピンク。
発砲でほんのり甘酸っぱく飲みやすい。
これはお酒が苦手な方も大丈夫。
ぬかみそ漬け お新香
漬かり具合、酸味、塩味がこれまた絶妙
生姜、セロリ、オクラまで入ってます。
桜海老のかき揚げ
さくっと海老が香ばしく、量もちょうど良い。
(残念ながら、並んでいるお酒の瓶を撮り忘れました。)
各テーブルは女子トークで大盛り上がり。お酒のお代わりもまだまだ止まりませんが、
そろそろ薬味と汁が運ばれて、いよいよお蕎麦との対面です。
法師人せいろ
こちらのお店のせいろは、細挽きと粗挽きと2種類。法師人せいろは粗挽き。
皿に盛られた蕎麦は、
ほんのりグレー、ホシの散らばる挽きぐるみ。かなり細い。
一口いただくと、モチッとした食感、しっかりとしたコシ。
のど越しもいいが、噛んでいただいた時のプリッとした食感が面白い。
いつもいただく蕎麦と何か違う。
食べるのが楽しいのだ。
時間が多少たっても、箸にくっつかない。
この蕎麦はお酒のアテにもなる。
(蕎麦が出ても、まだまだ美人姉妹はお酒を勧めてくれる)
最後の一口まで、さらりと楽しめた。
皿に水は残っていない。
とろり、白濁した蕎麦湯を注ぐと鰹出汁の風味がふわり。
蕎麦湯は3杯もお代わりしてしまいました。
最後はご主人とお話もでき、お蕎麦のお話も伺って大満足。
誰かの家を訪ねるような、居心地の良いお店。
女性でも惚れてしまいそうな、うっとりするような応対。
男性客との競争?が激しそうでもあるが、近いうちに再訪したい。
法師人せいろをもう一度・・・
ごちそうさまでした。
こんな夢のような企画に参加できたこと、感謝です。
そば法師人
お店のHP http://www.hoshito.jp/
« SOBA FORUM 2013 女性がお蕎麦屋さんに求めているもの? | トップページ | 志蕎庵 江月(名古屋) 冬のそば旅 名古屋・岐阜① 十割せいろと鴨南蛮 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« SOBA FORUM 2013 女性がお蕎麦屋さんに求めているもの? | トップページ | 志蕎庵 江月(名古屋) 冬のそば旅 名古屋・岐阜① 十割せいろと鴨南蛮 »
ご無沙汰しております。
素敵な女子会ですね。
こちらは我が家から近いので10年ほど前から、昼に時間を見つけてちょくちょく寄っております。料理にも蕎麦にもセンスの良さが感じられますね。
何より超美人姉妹の接客振りが楽しみで、あまりの居心地の良さにいつも長居をしてしまいます。
ご主人のお勤めの関係で名古屋にいらしていた、上のお嬢さんも手伝うようになりましたが、この方も岐阜の酒蔵で酒の勉強をされていて、その御縁で時々「酒の会」が催されるようになったようです。
今回は男子禁制だったようですが、こう言った催しものが有れば是非参加してみたいです。
しかしそうなれば鼻の下を伸ばした、我こそは常連と自認する親父連中が殺到して、せっかくの雰囲気が台無しになりますね。(笑)
投稿: 蓼喰人 | 2013年3月 2日 (土) 10時53分
蓼喰人さま
コメありがとうございます。
お店のお近くとのこと、羨ましいです。つい長居してしまうお気持ち、よ~くわかります
ただでさえ魅力がいっぱいなのに、今後はお酒の面でもパワーアップしそうですね。
また伺うのがとても楽しみです。
投稿: keiむさしの | 2013年3月 3日 (日) 10時00分