吟八亭 やざ和(亀有) 初訪問 吟ほろろに田舎せいろ
平日に休みが取れたら、
「お蕎麦屋さんへ行こう♪」が連れ合いとのテーマとなっている。
普段はなかなか行けない少し遠いお蕎麦屋さんへ向かうのだ!
しかし、しょっぱなから「この写真」では、もうどこへ行ったかばればれか?
そう『あーそこは亀有。あーきっと亀有~♪』の派出所前ですね。
ミーハーなもんで、もちろん記念撮影。
そこから歩く事、約10分・・・
水戸街道を進むと、広い交差点にひと際細いビル。
その一階にユニークな温かみのある店構え。
ずっと来たかった 吟八亭 やざ和。
一階に店舗があると思っていたのだが、入ると広~い玄関。
もったいないくらいのスペース。
階段を上がると・・
なんといきなり店主矢澤さんがこの石臼で蕎麦を挽いている最中だった。
「こ・こ・こんにちわ」と緊張して挨拶して通り過ぎ、暖簾をくぐる。
先ほどの交差点が見渡せる入口に近い窓際のテーブル席に腰を下ろす。
先客は一組だけ。
温かみのある木材を個性的に組み合わせて作られたテーブル、壁。
ユニークな置物もいっぱい。なんだかとても落ち着く。
何やら聞こえてくるのは・・ 「ブルース」だ!♪
日本酒(燗酒) 750円
お聞きすると 加茂鶴 。呑み飽きない燗上がりのするいいお酒。
お酒にはうれしいアテがつく。数の子の粕漬けと蕎麦味噌。
甘めの味付け、お酒に良く合う。
吟ほろろ 2000円
内容をみて思わず注文。
「冷酒(今回は伯楽星)・蕎麦味噌・とうふ・鰊・板わさ・せいろそば」
一人で来たら、これでたっぷり楽しめますね。
板わさ
鰊 煮含められた昆布がたっぷりのせられて・・
柔らかい~。
豆腐
蕎麦味噌
艶やかですね~。この甘さと滑らかさ好みの感じ。
玉子焼き 800円
!!
まずビジュアルが凄い。
いろいろな玉子焼きをいただいたが、これは自分のベスト3に入るな~。
決して上品なタイプではない。しかしハートにガツンとくる。
焼き色しっかり、出汁じゅわ~。
大根おろしたっぷりなのも、うれしい♪
そばがき 1200円
銀色の蓋を取ると湯気の中から登場。
とろとろの蕎麦湯の中にぽってりクリーミーなそばがき。
もちっとしていて、蕎麦の力をしっかり感じる一品。
濃い目の汁をかけ、お酒の肴にもGOOD♪
う~ん、熱燗のお代わりを、もういくついただいただろう・・・
冷たい雨の昼下がり、いつの間にか満席になっている。
名残惜しいが、そろそろお蕎麦をいただこう。
お声かけの分をお願いする。
せいろそば (吟ほろろ)
丸抜きの艶やかな二八。少し平たい細打ち。
食感も良く、噛むとほんのり甘い。
ずずっと手繰れば喉越しもざらりと香りもほんのり。
濃いめの汁とのバランスもいい。いいですね~。
手挽き 田舎せいろ(限定20食) 1000円
挽きぐるみの田舎は、手挽きされたもの。
見ただけでも力強い存在感。細打ちながらしなやかに腰もあり、喉越しもいい。
いつもは色の白い二八好きではあるが、ここの田舎には限りない魅力を感じる。
洗練さ、だろうか?
竹やぶで修行されたとのこと。魅力には、何か共通点がありますね。
湯桶にはとろりと仕立てられた特製の蕎麦湯。
これはこれでとても美味しい。
少し甘辛で濃いめの汁が極上のスープになる。
2杯、しっかり楽しみました。
ごちそうさまでした。
また「吟ほろろで一杯」を楽しみにして・・
吟八亭 やざ和
葛飾区亀有1-27-8
電話:03‐3690‐8228
営業時間:11:30~15:00 17:00~20:00
定休日:木曜日 第3水曜日
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やざ和さんには冬になると「湯だまりそば」を食べに行きます、でも「吟ほろろ」も良さそうだな、近いうちに行ってこようっと。
投稿: うずらんち | 2015年9月29日 (火) 12時21分
うずらんち様
湯だまりそばも美味しそうですね。
お一人様の一杯にはぜひ、吟ほろろで(^^♪
投稿: keiむさしの | 2015年9月30日 (水) 21時22分