はすみ(川越) 初訪問 こえどっこーすと川越巡り
4月終わりの土曜日。
狭山方面での用事が早めに終わり、久しぶりに川越に蕎麦でも食べようと足を延ばす。
三たてそばで有名なお店は車がないと難しい。
諦めて川越駅西口から巡回バスに乗り急きょ川越巡り。
連休始めの土曜日。観光客は多い。バスは満員。
これは先にお昼をいただいた方が良さそう。川越の手打ち蕎麦屋で検索して選んだのは
手打ちそば 川越はすみ。
喜多院で降り、古い土蔵がまだ所どころ残る住宅街を10分ぐらいは歩いただろうか。外から見ると普通の住宅と変わらない。だが、お店の前に立つと入口は風情ある佇まい。
石臼を埋め込んだアプローチ。
期待を膨らませるではありませんか。
引き戸を開け、靴を脱いで上がると、右手は厨房。
正面には打ち場。その前には4名のお客様が座られて待たれている。
ちょうど満席。時間はあるので、2組目に並ぶ。
お品書きに目を通すと
せいろ、深山(田舎)、本日の変わり蕎麦に「よもぎ」もある。
お酒は白鹿と八海山。上酒も白鹿。
計算してみるとこれが一番お得だな~。
鴨汁そばに鴨焼き(鴨ばかりだが・・・)
蕎麦豆腐にサラダまで付いている。
席に着く前にお願いしてしまう。
客席は一階のみ、和室3室。
低めの木のテーブルが置かれ、
禅味あふれる庭をぼんやり眺めることができる。なんだかいい感じ。
上酒(白鹿)
ぬる燗をゆるゆるといただく。
アテは深山の揚げ蕎麦とたくあん。
太打ちの揚げ蕎麦は少し固めだが、香ばしい。
蕎麦豆腐
ほんのり蕎麦の風味が楽しめ、さっぱりした一品。
サラダ
大根たっぷり和風ドレッシングのかかったサラダ。
鴨焼き
バチバチ、ジュ~。
すごい音と湯気。運ばれてきたのが音でわかる。
すごいボリューム。(脂もすごい)
うっすら赤い肉汁が浮かんでいる。
葱、茄子、しし唐も色よく焼かれている。
おろしポン酢でさっぱりと。柔らかくってジューシー。
お腹いっぱい。(男の方向きですね。)
鴨汁蕎麦。
そばはせいろ。(他には深山、うどんが選べる)
薬味は生姜、葱、小葱と、七味が添えられる。
蕎麦は少し平べったい中細切り。
モチっとコシがあって、するするといただける。
つややかでなめらか。
突出したものはないけど、こういうお蕎麦好き。
(蕎麦の産地などすっかり聞きそびれてしまった。)
この蕎麦、この鴨汁によく合います。
汁は鴨の出汁がしっかりでていてコクがあるけどそんなに脂っぽくない。
甘さもほどほど。
汁には牛蒡、しめじ、鴨肉、葱といろいろ入っている。
ゆっくり蕎麦湯も楽しんで、ごちそう様でした。
禅味 はすみ
埼玉県川越市小仙波町2-15-10
電話:049‐224‐5240
営業時間:11:30~20:00(14:00~17:00準備中)
定休日:火曜日
駐車場:7台
お店のHP:http://www.hasumi.co.jp/index.html
(おまけ)
さて腹ごなしである。
喜多院は何度も行ったことがあるし、混んでいる。
そのまわりの寺院をまわろう。
仙波東照宮。
東照宮拝殿。(重要文化財)
新緑が強い日差しをうけ少しずつ濃くなってきた。
牡丹桜がそろそろ終わり、つつじが咲き始めてきた庭が鮮やかだ。
駅方面に町を歩いていくと、川越祭り(10月)を待つ山車が収納されている蔵をいくつか見かける。日差しが強く、木陰を選んで歩く。
寄り道しながら1時間はたっぷり歩いただろうか。
一休みは、22年に出来たばかりの新しい名所を覗いてみよう。
旧鏡山酒造を当時の面影を残しつつ改修した施設。
お土産処と食事処と市場などに分かれていて最後に寄るには便利なところだ。
個人的には小江戸鏡山酒造スタンディングバー形式の利き酒コーナーが好き。
お土産にするにもまずは味見をしてから買えるのがうれしい(200円~)
鏡山純米吟醸をお土産に購入。
利き酒コーナーでは大好きなコエドビールの生をなんと3種類もいただける。
瑠璃、漆黒、白(だったかな?)。迷ったけど「白」。一杯500円。
座りたかったのでグラスでなくプラカップに入れてもらい中庭へ。
暑~い一日だった。中庭をぬける風が心地よい。
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