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2012年6月23日 (土)

すず季(初石) 初訪問 天日干し 手挽き田舎ざると生粉ざる

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今年は鎌倉に紫陽花見に行けなかったな~。(近所で撮影)

自分のためにリフレッシュ休暇、と称して平日の貴重なお休み。もちろん今日は蕎麦屋めぐり。

連れと朝から計画を立てる。伊奈、柏など行ったことのない少し遠いお店に行ってみたい。

激論の末?決めたのは 男の隠れ家(2011年11月号)江戸蕎麦めぐりに掲載され、気になっていたお店、千葉県流山にある「すず季」。この手挽きそばをぜひいただいてみたい。連絡を入れ、まずは一安心。山手線、常磐線、東武野田線と乗り継ぎ、初石という小さな駅で降りる。

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11時半はまだ支度中。開店は11時45分。

燕の巣を見たり、ぶらりともう一歩き。

早すぎて気おくれするが、せっかくの休みの日。

真っ白な暖簾をくぐり、口開けの客となる。

気さくな花番さんが温かい蕎麦茶とともに迎えてくれる。

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蒸し暑い日である。平日のまだ午前で気が引けるが、休日なのだ(とすぐ開き直る)。

まずは瓶ビールをお願いする。

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お通しは茗荷と茄子と胡瓜の醤油漬け。

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↑ これいいね♪

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窓際には刺激的な銘酒の瓶が並ぶ。

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おすすめの肴と日本酒は壁に・・

これを中心に、しばらく蕎麦前を楽しもう。

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赤ほやの塩辛 350円

ほやは大好物。魚屋さんで売っているいつものほやより、赤みが強く鮮やか。磯の香りたっぷり、ほろ苦く上品な味わい。

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才巻き粕漬け 420円

身が引き締まっていて、こりこりの海老。粕の風味がほど良い。

添えられた山葵漬けもうれしい。

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山形正宗 夏の純米 花火ラベル 700円

冷え過ぎた最初の一口より、しばらくおいた方が美味しい。

すっきりした中から、しっかりした旨みの余韻が感じられる。

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季節の天ぷら(岩牡蠣2個入・茄子・オクラ) 1000円

野菜も魚も鮮度がいい♪

添えられたのはオレンジ色の岩塩。

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2つあった大きい方いただいちゃった。ごめんね~。

牡蠣は大好物だが、なんと!岩牡蠣はあこがれの初体験。

身が厚い。三陸や広島の牡蠣とはまた違うマイルドな美味しさ。

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大七 700円 

他にもいただいてみたいお酒がいっぱいあるのに~。

また燗がいいんだよね。つき合います。

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ふき味噌 210円

ここのふき味噌も、秀逸です♪

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板わさ 600円

もう少し薄くても、と思うくらい厚い。一口いただくと、ぷりっぷりでこりっこり。

この厚さだから楽しめるのね。納得。

山葵もわさび漬けも、よく合う。

平日のお昼時、お仕事中のサラリーマン風のお客様、60代ぐらいのご夫婦と少しずつお客様が入り始めた。

そろそろお蕎麦をいただこう。

今昔そば(2色もり) 1300円

今風の生粉打ちのざると

昔風の手挽きの田舎を楽しめる。

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汁 左)生粉打ち用 右)田舎用

両方とも甘さは抑え目。田舎用は濃く辛い。 

薬味は三種類。山葵が鮮やか。

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生粉ざる

見事に切り揃えられた、艶やかな表情。

ふわっと蕎麦の風味が素晴らしい。

滑らかな喉越し。噛むとほんのり甘い。

少し薄めの汁とのバランスも良く、あっという間にいただいてしまう。

程なく2枚目の蕎麦が運ばれてくる。

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手挽き田舎ざる

これは衝撃だった。天日干しの金砂郷産の蕎麦だからなのか。

石臼で手で丁寧に挽いたからだろうか。

まず目で惹きつけられた。さまざまな大きさ、形の蕎麦がぎっしりと絶妙なバランスでつながっている。

蕎麦の風味が濃い。一口いただいた時のまた驚き。

舌を、喉を、通るたびに複雑な刺激、すばらしき味わい。

体が喜んでいる。

辛口の汁も合う。

しかしほとんど何も付けずにいただいてしまう。

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来て本当に良かった。またこの蕎麦に会いたい。

すばらしい蕎麦との出会いに乾杯。

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程よくとろりとした蕎麦湯で、汁もしっかり楽しみました。

ごちそうさまでした。

流山 すず季

千葉県流山市西初石3-1-17

電話:04‐7152‐3528 

営業時間:11:45~15:00 

定休日:毎週水曜日 (蕎麦栽培等による臨時休業有り) 

お店のブログ: http://sarashinasuzukiblog.blog50.fc2.com/

(お品書き)

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お酒

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温の蕎麦

田舎かけと温もりそばは次回いただいてみたいな。

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冷の蕎麦

(おまけ)

帰りに休憩?で寄ったキリンシティ プラス 新宿東南口店

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話題のフローズン生初体験。

いつまでたってもこのシャーベット状の泡がビールを冷たくふたしてくれるのは凄い!

苦味のガツンとくるラガーかマイスターでこのタイプをつくって欲しいな♪

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