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2012年3月20日 (火)

大愚(新橋) 地鶏と蕎麦と燗酒と・・

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「6時すぎから2人でお願いします」

土日の夜もなかなか行けないが、平日の夜に蕎麦屋に行くこともほとんどない。

今日は卒業式出席のため夫婦で休みを取った。主役は友達と謝恩会。チャンスである。

男の隠れ家11月号で掲載されて以来、ずっと伺いたかった西新橋の大愚。

虎の門から徒歩5分。大通りから一本入った路地沿いに小さな行灯が見えてくる。

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暖簾をくぐると、店内には店主が一人。小さなカウンターの中から迎えてくれる。

カウンターの中に2畳分ぐらい小さな厨房。椅子は7席だけ、必要最低限のスペース。

緊張する一番乗り。休日の谷間の平日。さすがにサラリーマンも少ないのだ。冷ケースの前に席を下ろす。

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お品書きを見ても迷うばかり。初めての時はこれがいい。

おまかせ6品(そば含む) 3500円

日本酒は、燗酒にピタリのラインナップが揃いすぎている。

「無濾過生原酒しか置いてません」「燗にするのが一番おいしい飲み方」とお聞きして、正直とてもうれしかった。遠慮なくお燗酒を楽しむことにする。

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 風の森 こぼれ酒 笊籠(いかぎ)採り 純米無濾過生原酒 

「これだけは冷酒で」と勧められ、まずいただく。

フレッシュで甘みさえ感じるスタートに相応しい一杯。  

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おまかせがスタートする。

蛤と菜の花の辛子和え

姫皮とささ身の酢味噌和え

蛤の鮮度の良さ、丁寧な仕事が見てもわかるが、口に含んでさらにうっとり。

ぷりぷりの身に、旨味がしっかり留まっている。

筍の姫皮はふわっと峻烈。もっと、もっといただきたい。

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諏訪泉(鳥取)富田 純米生原酒50 

お燗の温度もすべてお任せ。ちろりを小鍋で湯煎。お一人で忙しいのだが、この時は鍋から離れない。

このお酒は派手さはないが、飲み飽きない。

少し冷めてきた頃にはまろやかになり表情の変化も楽しい。

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鶏の炙り昆布じめ

いい地鶏だから楽しめる逸品。ポン酢でいただくと甘みと旨味でにんまり。 

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手羽と大根の塩煮込み

鶏の旨味と塩だけで煮込まれたシンプルなおいしさ。

骨のまわりは最後には手づかみ。汁も酒肴にぴったり。

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こめたまの出汁巻玉子

一瞬 レアチーズケーキか?と思うほど白っぽい。

箸を入れるとふんわり、じゅわっと出汁が浸みだしてくる。

一口いただくと程よい弾力と柔らかさ。思ったよりも卵の味がしっかりしている。

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「米を食べて育っている『こめたま』という玉子。これは着色してないんです。」

流通している鮮やかな黄色やオレンジ色の卵は、パプリカ色素など飼料に混ぜ人口的に色づけられてているらしい。

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2人客、1人客、ぽつりぽつりとカウンターが埋まってくる。

計算されつくしされている狭い厨房。無駄のない動き。

温かい物は「すべて」、器をせいろでしっかり温め、提供する。

炭と焼き物に目を配り、鮮やかに使いこなす。

7席。多すぎるぐらいだ。

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季節の野菜焼き

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「トウモロコシの味わいに似ている」連れがつぶやく。

そうだ。旨味と甘みの中にほんのり香ばしい香りがする。

春だね~。

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ブロッコリー

野菜を焼くと余分な水分が抜けて味が濃い。

塩とオリーブオイルのシンプルな味付け。

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媛っこ地鶏と千住葱の塩焼き

ずっと焼きあがるのを楽しみに見て待っていました♪

この皮がカリッと最高に美味い。

ジューシーな肉、さっぱりしたつくね、甘い葱。

お酒のお代わりはすすむ。

いただいた燗酒は

十旭日(島根)純米吟醸生原酒 木槽しぼり山田錦55 20BY

秋鹿(大阪)奥鹿生もと山田錦60無濾過生原酒

宗玄(石川)純米吟醸無濾過生原酒

十旭日(島根)純米吟醸生原酒 13BY 

(最後のお酒は品書きにはありません。)

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漬物盛り合わせ (かえし漬け) 

おまかせは蕎麦のみとなったので後少し追加。

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鶏皮ざく(鶏皮と野菜の土佐酢和え)

かえしでしっかり味付けした鶏皮。

カリッとしていて、野菜とともに酢でさっぱり。お酒に合う。

席は満席。そろそろ〆の蕎麦をお願いする。

「田舎」と「せいろ」二人なので両方いただくことにする。

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薬味は 田舎が辛み大根と葱。

せいろは、おろしたばかりの山葵と葱。

汁はきりっと 辛口。好みの味だ。

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田舎

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昼は15食。夜は10食限定という手挽き。産地を聞き忘れてしまったが

蕎麦の凝縮した香り。

もちっとして、噛むと甘みと穀物の風味、旨味をじっくり楽しめる。

辛み大根の汁にもよく合い、しっかり絡めていただく。

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せいろ

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つややかで、見ただけでゴクリ・・・

これは特に良かった。もちっとしっかりした湯で加減もいい。

手挽きならではの繊細で、複雑な食感。噛みしめると甘く、蕎麦の香も強い。

これはタマラナイ。

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汁につけてもまたいい。

争うように最後はいただいて、あっという間に笊は空っぽ。

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しっかり白濁した蕎麦湯をたっぷり汁とともに味わう。

ごちそう様でした。

夜は「お酒飲まない方の入店不可」となっているのは逆にありがたい?

ぜひ店主のおすすめの燗酒とともに、楽しんでいただきたい。

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帰りは新橋駅までてくてく歩く。

途中、立ち寄った烏森神社。参道にも飲み屋が並ぶのは新橋ならでは・・・

蕎麦切り酒 大愚

港区西新橋1-19-10新橋HSビル1F

電話:03-3597-0359

営業時間:11:30~14:00(売り切れ仕舞い)

      18:00~22:00(酒飲まない方の入店不可)

定休日:日祝、土曜夜

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コメント

やはり、いいですね。
材料をきちんと丁寧に使いこなしている感じがします。
一人客もいるのですね。何となくこういうお店は、一人客は、肩身が狭いので。
是非、一度行きたいお店です。

真秀様

よかったですよ~。
遠いし、営業日も平日のみなのでなかなかハードル高いけど、ぜひ有休でも取って行くべしwink

オイラもひとりで行く気満々すよw

羨ましいっすなぁ。
いま最も伺いたいとこのひとつっすわ。

勤務先が近い方が行きやすいですね。
ひとりでもふたりでもhappy01ぜひ♪

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