ふるまい蕎麦ふる井(練馬) 初訪問 小さな空間に魅力がいっぱい
好きな蕎麦屋が増えてくると、
なかなか「新しい蕎麦屋」に足を運ばなくなってくる。
季節ごとのお蕎麦を楽しむだけで年4回は通いたい。
通える曜日は、土日中心。
自分の住んでいる練馬には蕎麦屋が多く、行っていない店もまだまだある。
「たまには新しい蕎麦屋に行ってみよう。」
暑さも和らいだ曇り空の連休最終日。
西武新宿沼袋駅下車。飲食店で賑わう商店街を練馬方面に向かって徒歩15分。
二股に分かれる道路の角に立地するビルの一階に見えてくる暖簾。
ふるまい蕎麦ふる井
1時をまわる頃、暖簾をくぐると、満席だった。
今さら他の店には行けない。
石臼が回り続ける入口でしばらく待つことにする。
連休中の最終日ともあって、小さな子供を連れた家族連れが二組。
テーブルは4人掛け5つ、2人掛け1つ。奥行きもなく狭い。
こんな小さな空間に店主とおかみさん二人で忙しく対応されている。
時間はあるし、のんびり待とう。
15分ぐらいで席が空いた。
まだ待っている方がいる。
4人席に腰掛けるのは、ちょっと気が引ける。
こちらは肴が揃っている。
蕎麦屋ならではの定番もさることながら、
「秋の味覚」のメニューがうれしい。
地酒もさまざま。
どれもいただいてみたいお酒が揃っている。
右が定番で、左が季節によって変わる銘柄かな。
利き酒 三種 800円もうれしい。
凱陣 純米 (香川)
ぬる燗でいただく。
昆布と椎茸の醤油煮。
蕎麦屋のいわし煮 550円
こちらは骨までしっかりいただく。
(しっかり噛んでね)
秋なすのあげびたし 600円
揚げなすは美味しいですね~。大きめのなす2本分!
一人で全部は多いな~と思いながらもぺろり。
この出汁がまた飲み干したいくらい。
新ごぼうとれんこんのきんぴら 450円
もう少し飲みたいけど、まだ並んでいる方も多いし
お店の人も忙しそうだしどうしようかな?
と「つぶやき」を見たら蕎麦友さんが同じ店内に。
同席していただき、もう少しお酒をいただくことに♪
きのこのだし汁バターソテー
お味見させていただく。
和と洋。だし汁にバターときのこ合うのね~。
群馬泉 山廃本醸造
すっきりした中にも独特の熟成した香りが。
蕎麦は二八、十割、変わり蕎麦と豊富。
一通りいただいてみたいがまずは初めてなので
スタンダードなせいろから・・・
温かいそばも豊富。
せいろ 600円
甘味がうっすら感じられる、
まろやかでしっかり出汁が利いた汁。
薬味は山葵、おろし、葱。
みずみずしい、エッジの立った細打ちの二八。
もう新そばです。(北海道かな?)
風味、のど越しもとてもよく、
あっという間にいただいちゃいました。
シンプルで、清々しい、いいお蕎麦でした。
蕎麦湯はさらりとしたタイプ。
次回は蕎麦友さんがいただいていた
鴨づくしせいろ(1400円)をいただきたい。
つくねが2個、鴨肉8枚も入っているちょっとゴージャスなもの。
ご一緒いただきありがとうございました。
ごちそう様でした。
この小さな空間はものすごくパワフルだった・・
ふるまい蕎麦 ふる井
練馬区豊玉中2-6-5 ダイホーブラザ103
電話:03-3992-9480
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00
定休日:火曜 (祝日の場合は水曜)
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