菊谷(巣鴨) 揚げ玉ぶっかけと手挽きのもり
6月22日水曜日 夏至。
学校の所用で有休を取る。
こんなラッキーな平日の午後は
まだ未訪のお蕎麦屋さんへと
電車を乗り継ぎ目指した。
しかし、日ごろの疲れが溜まっている。
地下鉄でうっかり乗り過ごして、慌てて戻ったものの
ちょうど中休み時間になってしまう。
途方にくれたが、そうだ、ここから巣鴨が近い。
ありがたい。(プレオープンでもうすでに2回も訪れている)
中休みがない菊谷に駆け込もう♪
時刻はもう3時。
店内は蕎麦前を楽しまれている数名のお客様以外は、
一人客が入れ替りで入ってくる、ピークを過ぎたゆるりとした雰囲気。
店主の菊谷さんは、カウンターで取材を受けている。
8日にオープンしてちょうど2週目。
エーデルピルスナー小400円
まずはうれしい 水分補給。
生き返るね~。
お任せ三品盛り 750円
鯖の燻製(左から時計回りに)
わさび漬け
きんぴら
ぬか漬け
わさび味噌
新じゃがの味噌煮っ転がし (中央)
一人客にはうれしい心遣い。少しずつ、6品盛りになっている。
これだけで延々楽しめそう。
お酒は5尺で楽しめるのもうれしい。
四季桜 花神 一回火入れ 特別本醸造 430円
雪鶴 純米吟醸 450円
この時はまだ開店間もなかった為、
「お品書きを限定して営業させていただきます」
と記入されたお品書きの中からお蕎麦を選ぶ。
あげ玉ぶっかけ800円+200円(十割)
十割はうれしいことに 茨城県水府産♪
辛み大根おろし、揚げ玉、鰹節に薬味の葱を乗せて
少し薄めのかけ汁を回しかける。
最初は蕎麦だけでしばし楽しみ、
あとは、もったいないけど混ぜてしまう。
これがもうやみつき。
揚げ玉の香ばしさ、キリッとさっぱりの大根、鰹節はアクセントになり
箸は止まらない。
途中、黒山椒も加え
キリッとゆるみなく引き締まった十割蕎麦を堪能。
あぁパーフェクト。
のんびり蕎麦湯を楽しんでいると
「本日秩父産の手挽きがあるんですけどどうします」
!!手挽きなんていつから始めたんでしょ?
「もちろんいただきます。」
もり蕎麦の汁と薬味が用意される。
ホシがちりばめられた、少し黒っぽい蕎麦。
一口啜ると、ほんのり蕎麦の香りが広がる。
食べるほどに甘み、もっちりコシも感じられる。
喉をざらりと通る感触もたまらない。
恐るべし。
毎回どんなお蕎麦に会えるか楽しみになってしまうではないか!
常に進化を感じる「菊谷」。巣鴨の地で、さらにパワーアップしている。
ごちそうさまでした。
帰りはのんびり、都営荒川線。
巣鴨駅より「庚申塚」駅の方がとても近い。
早稲田まで170円。ちょっとした遠足気分を楽しめます。
真夏日を記録した、とんでもなく暑い、充実した一日でした。
前回記事:菊谷(巣鴨) とげぬき地蔵とプレオープンの土曜日②
前回記事:菊谷(巣鴨) とげぬき地蔵とプレオープンの土曜日①
手打ちそば 菊谷
豊島区巣鴨4-14-15
電話 03-3918-3462
営業時間:11:30~21:00(L.O20:30)
定休日:火曜日(祝日や4のつく日は営業、翌月曜に振替)
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