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2011年1月 7日 (金)

菊谷(石神井公園) 最後の大晦日 年越しそばは利き蕎麦で。

大晦日。今日からやっと休みになった私。

本音を言えば ごろごろしていたい。

しか~し、

朝から トイレ掃除、洗面所、お風呂、玄関、台所の換気扇と大掃除。

朝ごはんもリンゴ一個で省略し、せっせと家族の尻叩き。

今頃こんなにゴミが出ても(収集車はもう来年まで来ない!)

というくらい 大量にゴミをまとめる。

なぜこんなに張り切っているかって?

今日は午前中に仕事を終わらせ、

『年越しそばを 菊谷でいただこう』

とたくらんでいるからなのです。

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着いたのは12時。

予定より30分遅れた代償は大きかった。

11時半の開店からの一陣が入ったばかり。

満席の上、この行列。

店頭では、寒い中

おかみさんとご家族の方が「予約の年越しそば」の対応をされている。

並んでいるお客さんに大晦日のお品書きを配ってくれる。

良く見ると「大晦日用のお品書き」

時間のかかるメニューははずされているが

あまり大きくは変わっていない。

こんな繁忙期でも、さすが菊谷さん。

蕎麦前の供を「大晦日限定お品書き」にして

対応してくれるのがうれしい。

こちらも甘えすぎずに、「今日は一人一合ね」

と夫婦で固く誓うのであった。

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30分ぐらい待ったでしょうか?

家族五人。カウンターに夫婦二人、テーブル席に三人で分かれて腰を掛ける。

「いらっしゃいませ~」

やはり大晦日。なんか緊張感が漂っている。

いつもよりスタッフも多い。(たぶん店主のご両親?)

満席が続く店内を

蕎麦を出しながら、目配り気配りしている店主が とても頼もしい。

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我々も周りを確認しながら、

でもいつもの燗酒をお願いする。

四季桜 本醸造 

本日のお燗のお酒は四季桜と木戸泉の2種類のみ。

(これも大晦日バージョン。)

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おつまみの盛合せ 740円

鯖の燻製、鶏の燻製、山葵茎の醤油漬け、自家製からすみ、

蒲鉾の燻製。

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わさび漬 320円

これも自家製。味が柔らかく、とてもフレッシュ。

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自家製からすみ 530円

盛合せとは部位が違う。色もきれいで、大きい。

一枚づつ 分け合って、ちびちび味わう。

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木戸泉 特別純米 自然舞

 大晦日の一番忙しい時間にも

こんな素敵な蕎麦前を楽しませてくれる。

その心配りに感謝して・・・

さあ、お蕎麦をいただこう。

今日は

利き蕎麦 もりと十割。

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薬味は辛味大根と山葵。

汁は辛口。

キリっと引き締まった味わい。

食べ初めの頃は 甘みがなく、面食らった。

今ではこの味が 自分の中でのスタンダード。

しかし、初めて菊谷を訪れてから

なんと1年経っていないのだ。

それなのに 菊谷で過ごす最初で最後の大晦日なのだ

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二八のもり。

福井、栃木、北海道、秩父の4箇所のブレンド。

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ホシが散らばる、見事な細打ち。

一口いただくと

鼻を抜ける蕎麦の香りがたまらない。

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汁に少しつけて、味わうのもまたいい。

まもなく二枚目が運ばれてくる。

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福井丸岡在来の十割

まず、これが十割?美しい。

微粉で細打ちの十割。

いつも以上に眩しく感じる。

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一口あじわって、衝撃。

そして確信する。

『今年一番の蕎麦』

きっとこの大晦日に向けてたくさん蕎麦を打たれたでしょう。

このお蕎麦をいただけて

こころから良かったと思う。

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最初で最後の

大晦日の菊谷の蕎麦。

一口一口大切に味わう。

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夫も隣で感激している。

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熱々のそば湯。

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うっすら白濁したさらりとした湯で

キリッとした男前の汁は

やわらかい味わいに。

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あぁ、ごちそうさまでした。

なんという、しあわせ。

最高の年越しそばでした。

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「よいお年を。」「ありがとうございました。」

スタッフみなさんの気持ちよい挨拶をうけて

店をでる。

外にはまだ行列が続く。

(あとで店主のブログで知りましたが

七百数十食、持ち帰りも含めて打たれたようです!!)

前回記事:菊谷(石神井公園) 三種ブレンドの二八と大野在来の十割

前回記事:菊谷(石神井公園) 平日限定、かき玉蕎麦と 利きそば三種

前回記事:菊谷(石神井公園) 祝!ネリコレ2010 愛されています♪

前回記事:菊谷(石神井公園) 久しぶりの昼酒。天然小海老天ぶっかけ蕎麦。

前回記事:菊谷(石神井) エーデルピルスナーとつけ玉蕎麦

前回記事:菊谷(石神井) 雨の日曜日の至福、利き蕎麦三種。

菊谷

練馬区石神井町3-27-16

電話03-5393-6899

営業時間11時30分~14時30分 17時30分~21時

日曜のみ ~14時半(お蕎麦なくなり次第終了) 夜はなし。

休み:月曜日

お店HP http://plaza.rakuten.co.jp/osmsobano1/

(おまけ)

大掃除、早めの年越しそばのあとは、お酒の買い出し。

武蔵関の大塚屋酒店へ。

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年末年始にいただいたお酒。

冷やも燗もおいしかった~。

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