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2011年1月30日 (日)

庵浮雨(浦和) 初訪問 カレークリ―ム鴨せいろ

1月16日

日曜日の午後

ふと思い立って、浦和まで足を伸ばすことにする。

家を出たのは12時半だった。

 『余裕かな』 と思ったら

埼京線やら、高崎線やら乗り換えて (わかりづらい )最短で1時47分着だ。

結構かかるのね。

久しぶり(10年ぶり?)に浦和駅に降り立つ。

空気がき~んと冷え切っている。

練馬よりさらに気温が下がっているようだ。

駅前には伊勢丹、コルソとあまり変わっていない風景。

ちょっと ほっとする。

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ナカギンザセブン。

どんなビルかと思ったら、、

降りたシャッターが並ぶ、路地裏のような不思議な通り。

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本当にここにあるの!?と不安な気持ちになりながら

やっと見つけた、庵浮雨 (アン プウ)。

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お蕎麦の産地の表示がうれしい。

自家製粉の細打ちの十割蕎麦と聞いている。

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正面に並ぶ日本酒の数々。

ふふ、これも楽しみ。

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ぼやぼやしている場合ではなかった。

ラストオーダーの時間が近い。

中に入ると、、先客はちょうどいない。

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カウンター中心に、テーブル席が2つ。

小さなスペース。

気になったのはBGM。

ジャズでもない、クラッシックでもない。

『わ~すれられないの~♪』

ピンキーとキラーズの恋の季節ではないか!?

60年代?の匂いがぷんぷんする、

懐かしい日本の音楽が 次から次へと流れる。

不思議な空間。

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ラストオーダーまであと10分。

豊香(長野)純米秋上がり 630円

熱燗でお願いする。

静岡のお酒が多い。

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お通しに おからの煮つけ。

豊香は 燗映えのするやさしいお酒。

冷えきった体に沁みわたる。

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挽肉入りかと思ったら

なんとオカラ。粗挽きなのです。

大豆の旨味がまだ残っていてとてもおいしい。

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自家製豆腐 300円

埼玉 行田産 大豆「借金なし」使用。

埼玉産というのがいいね。

甘いコク!何もつけずにぺろり。

これは大人のプリン♪

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本日のくん製盛合せ840円

カンパチ・たらこ・鴨。

脂ののったかんぱち。くん製にすると味わい深~い。

後ろに添えられたオニオンの酢漬けがまた、いい~。

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たらこも「くん製なの?」と思うほど見た目そのまんま。

一口いただくと、じんわり スモークされているのがわかる。

鴨のくん製も見事。

しかもその鴨の後ろに添えられている・・

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なんだかとってもおいしいんですけど~。これ!

店主にお聞きすると

おからのトマト煮!!

あの『借金なし』の大豆を利用しているんでしょうか!?

トマトソースでじっくり煮込んだ粗挽きのおから。

ジューシー感さえ感じるおからに驚き。

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野菜料理 盛合せ 480円

これがまた秀逸!

ごま和え、お浸し、マヨネーズ和えを楽しめる贅沢な一品。

まず超クリーミーな香ばしいごま和えには、ほうれん草。

上品な出汁で煮含ませた、小松菜のお浸し。

絶妙なゆで加減に下味がしっかりしたごぼうは独特のマヨネーズソース和え。

野菜が新鮮でおいしい!ゆで加減が絶妙!

さらにスープ?

すっきり酸味の利いたトマトのだし汁と蕎麦米。

美味~。

この野菜の盛合せ 恐るべし~。

繊細なおいしさにほんと、驚いた。

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「もうラストオーダーですよね。」 お蕎麦を注文。

店主が暖簾をしまいながら

「お酒はまだ大丈夫ですよ。」の一声がうれしい。

もうちょっとだけ甘えてしまおう。

しかし、このBGMやっぱり昭和にタイムスリップするよ。

今度は 欧陽菲菲だもん。

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三千櫻(岐阜)純米にごり 生原酒 840円

知らないお酒。ちょっと期待して ぬる燗でいただく。

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どろどろのどぶろく。(開栓が大変だったんでは?)

ふわっっと広がる旨味がおいしい。

(しかし一人で一合はきついなぁ~。)

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たっぷり蕎麦前を楽しんで、

初めてのお店は「せいろ」、と言いたいところだが

どうしても食べてみたかった。

カレークリーム鴨せいろ 1160円

もり汁、わさび、粉チーズも添えられている。

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きれいなエッジの立った細打ちの蕎麦。

何もつけずにいただく。

蕎麦の豊かな香りがふんわり。

噛みしめるとじんわり甘い~。

うわ~好きだな~。

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小さなもり汁がうれしい。

ここのせいろのおいしさを

少しだけ味わえる。

キリッと引き締まったいい汁です。

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これだけでも、十分満足なのに、本命はこれから。

蕎麦に くりーむとは!?!

これが合うのだ。

まろやかなクリーム汁にほんのりカレーのエッセンス。

そうそう、カルボナーラに近い。

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深いコクはこの鴨肉からも、出ている。

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粉チーズを入れて~

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合わないはずがない!!

ちょっと、もったいない感じがするが

くやしいくらい美味しい。

う~ん 複雑な気分。

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だって、もり汁でもしっかりいただきたい(産地は聞き忘れたが)

いい蕎麦なのです。

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そば湯は陶器に入れられて提供される。

かなり濃厚~。

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おいしいもり汁に注ぐと

和風ポタージュスープ。

これだけで もう大満足。

しかし、あまったカレークリームがもったいない。

ちょっと食べすぎかな~と思ったけど

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一口ライス 160円

を追加する。

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お品書きの通りにやってみた。

『ソースをかけてリゾット風に・・』

もちろん、味は・・いうまでもない。

完食、満腹である。

ごちそうさまでした。

帰りに、お若い素敵な店主と ちょこっとお話できてうれしい。

中休みにかかってしまってすみませんでした。

他にもまだいただいてみたい、気になるメニューがいっぱい。

野菜料理はまた、季節を変えて是非いただきたい。

お酒も、気になるラインナップ。

また、来ます。本当にくせになりそう。

庵浮雨

埼玉県浦和市高砂2-8-11 ナカギンザセブン1F

電話:048-825-0468

営業時間:11:30~14:00(L.O) 17:30~22:00 

定休日:月曜日

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おう、いつのまにか、駅前には浦和レッズの電飾が灯り。

そうそう、アジア杯優勝おめでとう。寝不足です。

(またまたブログ遅くなっちゃいましたね)

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コメント

Keiさんもすっかりお気に召したようですなぁ。
 
コチラのお蕎麦は無性に食べたくなる時が
あるんだよねぇ。
 
美味しい味が待っているので
浦和までの道のりも苦にならんすわ。

しのぶ♂@様

今回の原動力はしのぶさんのブログの力。(http://moon.ap.teacup.com/snburaura/2487.html

見た翌日には電車乗ってました

確かに前日にオイラが頂いたメニューと
ほぼ同じやねww
 
ちなみに野菜料理の盛り合わせに付いてたスープは
つきだしで出てきたおからのトマト煮のスープに
蕎麦の実を入れたものなんだって( ^-^)b

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