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2010年6月13日 (日)

眠庵(千代田区) 出来立ての自家製豆腐と二種もり

土曜日の夕方。所用で水道橋まで行った帰り、

神田まで足を伸ばし、念願の眠庵へ行ってきました。

HPを見るといつも夜は予約でほぼいっぱい。夜行くことは、諦めていた。

当日、電話予約を勧められ(Sさんありがとう)スムースに席を取ることができました。

しかし、行くまでが 珍道中。

地図も本もなく、秋葉原から行こうとしたら迷う、迷う

万惣フルーツパーラーと道路はさんで反対側で探していたので、見つかるはずがない。

30分遅れで到着。失礼しました。

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ビルの合間に小さな暖簾が。相変わらず わかりにくい入口。

年代ものの文士の家のような建物。古いドアを開ける。

やはり昭和を感じさせる レトロな店内。

蕎麦屋と思えない。独特の空間。

靴を脱いで、名前を伝える。カウンターを案内される。

店内はまだカウンターに一名のみ。

まだ6時。ちょっとゆっくりして行こう。

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お酒のメニューを見ると静岡のお酒が揃っている。

いただいたことがない銘柄が多い。

まずは

萩錦 駿河酔 誉富士 純米酒 を冷やでいただく。

スッキリしたキレのいいお酒。あとからじんわり利いてくる。

(そうそうまだ病み上がりだった

アテにおから煮。

大豆のよさがわかる。

ぱさぱさしていない、しっかり旨味が残っている歯ごたえのあるおから。

わさび漬、チーズの味噌漬け、自家製豆腐を頼む。

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自家製豆腐。

今出来立てとのこと。

じんわり甘く、おいしい。塩を少しかけていただく。

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チーズの味噌漬け

これがおもしろい。クリームチーズとカマンベール。

チーズにメープルシロップでも入っているような独特な味。

これがうまいんです。

お酒はいろいろ迷って

白隠正宗 山廃 純米酒 ぬる燗でお願いすると、

「これ旨いですよ」と店主から一言。

よかった~。期待しちゃうじゃない。

7時。続々「予約していた○○です」と、お客様が席へ。

ほぼ満席状態。

白隠正宗 ぬる燗は もうパーフェクト~

旨味、キレ、程よい酸、

寝かせた感じで、とんがっていない。

とてもバランスよく この頃いただいた燗酒の中では一番おいしいかも

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同じものをいただきたかったけどせっかくなので他に気になるお酒を頼む。

杉錦 生酛純米中取り原酒 ぬる燗でいただく。

他に

茗荷の醤油漬け。大好きなのだ。

杉錦もおいしかったのだが

やはり今日の一番は白隠正宗だった。

7時半。そろそろお蕎麦をいただこう。

二種盛りをお願いする。

きょうのお蕎麦は栃木産と福井産。店主ともう一人の方がそれぞれ打たれたとのこと。

お腹も少しふくれてきたので少なめで。

しかしお客さんの回転が速い。

私の左隣りはもう二組目。男性客の次には ご夫婦。

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一枚目。

栃木産。

キリと引き締まった中細打のお蕎麦はしっかりエッジも立って美しい。

口に含むと香りがある。噛むとほんのり甘く ああ好みのお蕎麦

きりっとした(甘さがまったくない)汁はカツオの出汁が利いたもの。

少しつけていただくとまた蕎麦がキリっと味が引き締まっておいしい。

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二枚目。

福井産。

うっとりするほど 美しい。

香りはあまりないけど穀物感がしっかり。

茹で方は少しこちらの方が長いのかな?

一枚目よりふんわりやさしい味。

おろし大根を入れた汁によく合う。

高めのカウンターからは、しっかり厨房が見おろせる。

ぶつかりそうな狭い場所である。中は常に整然と片づけられている。

フロアに気を配りながら、次から次へと注文をこなす

その動きには 全く無駄がない。

ほれぼれするくらいだ。

蕎麦湯は陶器のコップで提供される。

とろとろの白濁したもの。

お酒が入った体にやさしい。おいしい。やっぱり落ち着きます。

お酒、肴、お蕎麦すべて堪能しました。

ごちそうさまでした。

(本当は一緒に来るはずだったS乃さん。本当に本当にごめんなさい。)

眠庵

千代田区神田須田町1-16-4

電話 03-3251-5300

営業時間 12:00~14:00 17:30~21:00

定休日 日曜日祝日  (月・水・金の昼は休み)

お店のHP http://www.nemurian.net/

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