築地 布恒更科(中央区) 初訪問① 桜切りと御前更科を竹鶴で♡
大好きな東京駅の風景は今改装中。
丸の内は日々進化しています。
今日は近くで1年に一度の健診。皇居の見える診療所はよかったんだけど
人生初の内視鏡検査。鼻からカメラを入れた~
もう拷問に近い~。
よれよれになりながら 目指すは築地。
そうです。本日午後は休みを取って平日休みの夫と
蕎麦の食べ歩きを計画しているのです
2回に分けてアップしますのでお楽しみに。
地下鉄にのりかえ日比谷線築地で降りる。
地上にでると
磯の香りが、、、。
通り過ぎたことはあったが
なんと築地に来るのは生まれて初めてだった!!
これが築地本願寺。
なんか日本のお寺には見えませんが。
築地本願寺から5分。
築地 布恒更科へ到着。(つれづれ蕎麦の本 特選です)
一時半を回るころ、店内は2組のお客さま。
店内はとても落ち着いた雰囲気。照明もやわらかく
手入れの行きとどいた店内。
静か、、、おおBGMがない!!
時折聞こえるのは おしゃべりと
蕎麦を軽快にすする ずずずっ~の音ぐらい。
とても神聖な気分。
花番さんもとても感じよく、対応がとても落ち着いている。
お酒を。
お品書きをみて涙でそうになりました。
大好きな竹鶴(広島)が なんと
「布恒 おすすめ」
になってるではあ~りませんか!!
ああ蕎麦を食べに来たのに
感動しているところがちがうだろ !
でもこれがちょっと(かなり)
期待度をアップしてしまったりするんですよ。
竹鶴を熱燗!で頼む。
肴に
醍醐豆腐 厚焼き卵。
お通しと醍醐豆腐が同時にくる。
お通しがびっくり。
鴨そぼろ肉のにこごり。
もう最初にノックアウト!
竹鶴には色がある。
「自然に造った酒には色がある」
と竹鶴酒蔵の石川杜氏も『間違いだらけの酒常識』で書いてます。
もともと発酵中のもろみには色があり
活性炭素濾過をしてないお酒ということ。
燗ならなおよし
体にやさしい味わい深~い いいお酒です。
お蕎麦屋さんでもっと飲めたらうれしいな
醍醐豆腐。
豆腐の味噌漬け。
ここの味は好みです。適度な甘みと上質なチーズのような
こってり感。みその塩気もあるので
ちびちび舐めながらこれだけでずっとお酒が飲めそうです。
見事です。厚焼き卵。
ふっくらジューシーで甘さはすこ~しひかえ目。
竹鶴以外にも
南部美人をいただく。
もちろんこれもおいしい。
すっきりした中にも うまみがあり
比べて飲むと また別の表情が楽しめます。
そろそろお蕎麦をとお品書きを見る。
夫はもり(外二)
私は
季節の変わりそば 桜切りと
前から一度食べてみたかった御前蕎麦を
二種盛りでお願いする。
これが更科か~。
二種盛り。
薬味はおろし大根、山葵、葱。
一番粉で作る更科そば。
ぷりっぷりでもちもち感とほんのり甘みもある。
いつもの穀物感は全くないが
これも伝統あるお蕎麦の一つ。
かなり濃い目。たまり醬油のかえしでじっくり寝かせた感じの
独特の汁でいただく。甘み、酸味も感じる。
これが蕎麦に合う。
汁が個性的で蕎麦は淡白なのでまた面白い。
桜切り。桜の葉が細かく入っている。
香りがいい。さわやかな春を感じる季節のお蕎麦。
もっちり感は御前そばと同じ。
でもこの季節しか味わえない。
春を目と鼻と舌で感じることができる
お蕎麦ならではの楽しみ。
夫のもりそば。
つややか、細切りの角のしっかり立った長さのしっかりあるお蕎麦。
美しい。
もちろん横からいただく。
そば粉は常陸秋そば。
茨城県産猿島郡境町産。
更科もいいけどやっぱり私は
蕎麦の香りとこの穀物感が大好き。
しかも常陸秋そばは独特のもっちり感があり
なんともいえねぇ~。
そうそう、ここの薬味(撮り忘れましたが)がおいしかった!
普段 葱は(仕事中なので食べられないのだが)使わないのだが
ここの葱はしゃきしゃきして葱臭くない。ものすごく細く切っていて
蕎麦のじゃまをしない。汁のも合っておいしいのです。
山葵も辛みが半端じゃなく、またとても鮮度よくおいしかったのです。
そば湯は適度にとろみがあって、
この熟成感ある汁で割って飲むとおいしい。
葱も、山葵もぜ~んぶいただいちゃいました。
もう胃カメラ飲んでのへろへろ感から
あまりの 劇的な充実感に 大満足。
ごちそうさまでした。
もう一軒いけるかしら、、。
(この後 築地場外市場と本願寺を散歩し
築地さらしなの里へ行きました。次回②をお楽しみ?に。)
築地 布恒更科
中央区築地2-15-20
03-3545-8170
営業時間 11:30~21:00
※名刺には中休みなしでした。要確認。
(土)11:30~15:00
休業日 日曜日 祝日
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