菊谷（石神井） 5周年記念の会

今日はノーノー残業の日。準備万端のはずだったのに

予定外の会議が長引いた～

またまた30分以上の大遅刻～。

なんと今晩

手打ちそば　菊谷さんの「5周年記念の会」があるんです。

一日中、降り続いた冷たい雨。カウンター席の引きも早かったらしい。

私が着いた時には　もう9名の参加者の方々が奥のテーブル席に座って

蕎麦前を楽しんでいらっしゃる。

まずはビール、と行きたいところだが

皆　日本酒を飲まれているので　私もお酒にする。

目の前にはもう、いくつか　おいしそうな肴が

キープされている。

わかさぎの南蛮漬

なんと子持ちだった。シシャモ？と間違えそうになったが

卵はもっと大きかった。

鯖の燻製。

うどのきんぴら。

鴨と鳥のレバー　しょうが煮。

２種類のレバー。

「どっちが鴨でしょう？」

と食べたけど、結局、確認できず。

右の方が鴨だったのでしょうか？

色は左の方が鮮やかですが、たぶん右が今まで食べたことのない味。

むむむ　どっちにしろ　おいしいかったです

お酒は最初はお燗で、そのうち　もどかしくなって

冷やも同時に頼む。

なかなか夜のお蕎麦屋さんには行けない我々夫婦は

この時、とばかりに　飲みまくってしまったようである。

ちょっと記憶は怪しいが、いただいたであろうお酒。

岩の井　特別純米　無濾過生原酒　→燗（一合）

木戸泉　特別純米　自然舞　→燗（２合）

四季桜　はつはな　樽酒　→冷や（５尺）

四季桜　はつはな　樽酒　→燗（１合）

四季桜　大吟醸　にごり生原酒　冬の華→冷や　とぬる燗

他にも飲んだかな？

左から

栃木産クレソンの胡麻和え

自家製山葵漬

豆腐の味噌漬

栃木産天然の山菜

コシアブラの天ぷら

（他にふきのとうの天ぷらもあり）

タラの芽に似ていますが

もっと山菜らしい苦みあり。

鴨の天ぷら（北海道産合鴨）

鳥肉というより

子羊の肉のような　凝縮されたおいしさがある。

これが秀逸

鴨のレバーの天ぷら

みごとな火の通りぐあい。

茨城産鴨のせせりのかえし煮

初めてみる鴨の卵。

殻が固くてつるつる美しい。（ぶれてますが）

割ったもの。

鶏の卵より少し黄身の割合が多いような。

なんと贅沢な～

鴨の玉子焼き　に変身。

ふんわりじんわりおいしさが身にしみる～。

これも大好き。

揚げ蕎麦がき。

かりっかりに揚げた　外側がとても香ばしい。

石神井産大根と鴨の出汁煮

この出汁に鴨のうま味が溶けていて　もったいない。

揚げ蕎麦がきは

この汁につけてぜ～んぶいただきました。

めちゃおいしかったです。

もうかなり　おなかはいっぱいである。

これからメインのお蕎麦。

薬味が配られる。

やっぱりわくわくする。

本日のお蕎麦は２種盛。

手前が　栃木産を九一

奥が　　福井産　十割

お酒をいただいた後のお蕎麦は

体が洗われるようである。

特にここの汁は

キリッと辛く背筋がシャンとするようなシャープな味。

蕎麦の香りとざらつき感、細打ちのお蕎麦は

いつ食べても魅力的。

少し色が明るい福井産。

やっぱり好みは栃木産かな、

どちらもほんとにおいしいけどね。

白濁した蕎麦湯（さらりとしている）を

たっぷり汁とともにいただく。

　店主も加わり　楽しい時間は続く。

蕎麦が好き、菊谷が好き、お酒が好き。

共通点を持っているもの同士が揃っているので

初めてでも会話が尽きない。

鴨のハツ。

最後には

瓶ごとお燗（なんて大胆な！）にして　ラベルがはがれてしまった

山廃仕込　福千歳　

いや～飲んだ、飲んだ。楽しかった。

ごちそうさまでした。

終電、終バスの時間も近づき　ぼちぼちお開き。

最後に残った方だけですが、店主と記念撮影。

撮影者は私(^_^;)

菊谷さんは開店５周年。

４月１３日から５月１６日まで

５周年記念感謝祭を行っています。

菊谷

練馬区石神井町3-27-16

電話03-5393-6899

営業時間11時30分～14時30分　17時30分～21時

日曜のみ　～14時半（お蕎麦なくなり次第終了）　夜はなし。

休み：月曜日