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2010年3月11日 (木)

本むら庵(上荻 杉並区) 雨の日曜日。一人蕎麦前。

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一日中、冷たい雨の降る3月の日曜日午後。

3時過ぎ。

遅い昼ごはんに荻窪までバスに乗る。

中休みのないお店。

品切れがなく、がっかりしないお店。

今回は本むら庵を目指す。

環八を渡ってから、なんと道に迷う。

かなり時間オーバー。

冷え切った体でたどり着くと、店先には、ほんのり明りがともっている。

なんて温かな光。。

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店内は先客が会計をすませて帰るところ。

「お好きなところへどうぞ」

広い店内、今は私一人だけ。

すてきな庭がみえる窓際に腰を下ろす。

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まずは熱燗を。

松竹梅(577円)。

銘柄は燗酒は一種類。

ちょっとすっきりしすぎているのが物足りないが、おいしい。

冷えた体に じんわりきく。

みぞれまじりで、ほんと 寒かったんだから。

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お通し。わさびの茎の醤油漬(?)

ぴりっと辛くて、お酒にあう。

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季節のおすすめ品から

牡蠣のオイル漬け(840円)

鴨肉詰め おきつね焼き(735円)

を頼む。

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昨秋に、夫と初めてこのお店を訪れた時、

食べて衝撃を受けた、

牡蠣のオイル漬け。

(あまりの旨さに、レシピを調べ、暮れから正月に

大瓶2本分つくり、お酒の席ごとに持参したほど。)

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ここの牡蠣は身がぷっくりしていて、縮んでいない。

4粒。

これは酒でもワインでもめちゃめちゃ合うね。

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想像していたのと違ったけど、

意外においしかった、鴨肉詰めおきつね焼き

鴨肉は挽肉。油揚げに挟んでかりっかりに焼いている。葱、大葉

であっさり、香ばしい。くせになりそうな味。

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すてきなお庭を楽しみながら、日暮れとともに浮きあがってくる

灯籠のあかりを ぼんやり眺める。

気が付くと お客さんがちらほら 入り出した。

そろそろお蕎麦をいただこう。

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めずらしく温かいそば。

玉子とじそば(945円)を頼む。

しばらくすると奥から卵を溶く音が響いてくる。

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来ました。

卵ふんわり。

おいしそう~。

あったかい汁を一口。

う~ん。

出しが利いて少しあまみがあっておいし~い。

蕎麦を一口。

手打ちのお蕎麦は斑点があり、表面は少しざらついている。のどを通ると洗われる感じ。

熱い汁のなかでもしっかりした存在感。

せいろもいいけど、おいしいお蕎麦は温かくても同じくらいおいしい。

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このあと蕎麦湯もいただけて、大満足。

ごちそうさまでした。

さあ、タウンセブンでお買い物

本むら庵 荻窪本店

杉並区上荻2‐7‐11

03‐3390‐0325

営業時間11:30~21:30

休業日:火曜日

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